「即位礼正殿の儀」で自衛隊が礼砲 なぜ21発?
天皇陛下が即位を内外に宣言された儀式「即位礼正殿の儀」で、陸上自衛隊の礼砲部隊が安倍晋三首相の万歳三唱のかけ声にあわせて、即位を祝う礼砲21発を発射した。【吉川慧 / BuzzFeed Japan】 秘蔵写真でみる「天皇陛下の青春時代」 友人との旅、ビールを酌み交わす姿も
「礼砲」とは、軍隊や軍艦が訪問国や外国要人、高官への敬意を表すために大砲の空砲を発射する国際慣行上の儀礼行為。 もともとは帆船が世界の海を行き交っていた時代、他国の港に入港する際に空砲を撃つことで、攻撃の意志がないことを示したことに由来する。 日本の自衛隊では「栄誉礼等及び礼砲の実施要綱」などに基づき、3秒ないし5秒間隔で、以下に定められた数の礼砲を発射する。 ・国旗、元首、大統領、皇族 21発 ・首相、副大統領、その他の国賓 19発 ・閣僚、陸海空軍大将 17発 ・陸海空軍の中将 15発 ・陸海空軍の少将 13発 ・陸海空軍准将 11発