「同じようなミスをしている」三笘薫27歳、“まさかのドロー”で現地ブライトンファンに謝罪…今季3ゴールの三笘「それでもダントツ1位の意外なデータ」とは
険しい表情「今日はそういう日だった」
今回の一戦で、三笘には2つのターニングポイントがあった。 ひとつは、前半35分にあった決定的なチャンス。エバン・ファーガソンがシュートを打つと思われたタイミングで、三笘にラストパスが入った。しかしサムライ戦士のシュートは、バーの上を大きく超える。リプレーを確認すると、相手GKとDF2人の計3人がブロックに入っており、シュートの難易度は決して低くはなかった。それでも三笘は「空いてるのがファー(サイド)と思った。シュートを抑えることができなかった」と決定機を逃したことを嘆いた。 もうひとつが、先述したレスターの1点目である。ブロックに入った三笘の足がボールに当たったことについて「不運な形に見えました」と聞いてみると、三笘はこう話した。 「なかなかアンラッキーでした。次に同じような場面があっても(ブロックで)足を伸ばすと思います。あの場面をもう一度見ないと分からないですけど、ポジショニングなどの改善点はあるかと。ただ、今日はそういう日(=運がなかった日)だったと思います」 取材時の三笘はやはり表情が険しく、落胆は1-3で敗れた前節フラム戦より大きかった。だが、三笘にどうしても聞いておきたいことがあった。先制点を決めたのはランプティで、追加点はミンテ。両選手とも怪我を抱え、試合に出場できない苦しい時期を過ごしてきた。 これまで控えだった彼らの得点に、三笘を始めとする選手たちが一様に大喜びしていたのが印象的だった。「2人のゴールに、三笘選手も嬉しかったのでは?」と聞いてみると、27歳のアタッカーは「もちろんです」と返す。しかしその後に続いたのは、やはり反省の言葉だった。 「自分も含め、攻撃の選手たちが点を取らないといけない。彼らのような選手が出てくることで良い刺激になりますけど、しっかりチャンスを決め切っていれば、もっと簡単な試合だったと思う。学ばないといけない」
【関連記事】
- 【現地写真】「ごめん…」現地ブライトンファンに謝罪した三笘薫(2枚)&クリア夫人との2ショットもすべて見る
- 【あわせて読みたい】ブライトン三笘薫27歳、3ゴール目のウラ側「非常に嫌なサッカーをしてくる」菅原由勢24歳から笑顔が消え…“三笘vs菅原”、現地記者が聞いた「ミトマの怖さ」
- 【やんちゃな新監督】審判に文句「3年間でイエロー45枚、レッド6枚」31歳ブライトン新監督“やんちゃな選手時代”も…三笘薫27歳が証言する素顔
- 【筋トレ】美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」
- 【名作】「記事に出されそう…」シャイな三笘薫26歳が“初めて”クリア夫人について語った日…約8分間のインタビューで三笘は4回も現地記者を笑わせた