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群馬県北部で豪雨 1時間に約100ミリ観測で記録的短時間大雨情報発表 避難勧告やキャンプ場孤立も

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上毛新聞

 群馬県内は9日夜、大気が不安定になり、北部を中心に局地的に豪雨となった。中之条町周辺では1時間に約100ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表された。みなかみで9月の観測史上最大となる1時間に56ミリを観測。県などによると、利根川はみなかみ町の月夜野橋観測所で「氾濫危険水位」を越え、町は後閑地区の55世帯110人に避難を勧告。同町のキャンプ場で客ら12人が孤立したほか、住宅で床上、床下への浸水や、道路への土砂流入の情報が複数寄せられているという。

◎「台風でもありえない雨」 10日も厳重な警戒を

 県と前橋地方気象台は中之条、高山、東吾妻、みなかみの4町村に対し、避難が必要な警戒レベル4に相当する「土砂災害警戒情報」を発令。みなかみ町は災害対策本部を設置した。

 同町相俣の湯島オートキャンプ場では道路に土砂が流入したため、同午後10時半時点で客ら12人が孤立した状態。キャンプ場の管理担当者は「これまで経験したことない大雨と強風、雷だった」と話した。

 同町猿ケ京温泉の仁田屋旅館は、強い雨風で玄関などに水が入り込んだ。女将(おかみ)の林清子さん(52)は「台風でもありえないほどのものすごい雨。他の旅館でも雨漏りなどの被害があったようだ」と語った。

 大雨の影響でJR上越線の沼田―越後中里間、吾妻線の渋川―長野原草津口間の上下線は同日夜、運転を見合わせ、上越新幹線の東京―越後湯沢間なども運転を見合わせた。県全域に竜巻注意情報も発表された。

 同気象台によると、大気の不安定な状態は10日も続く。北部では土砂災害への厳重な警戒とともに、落雷や竜巻などの突風に注意を呼び掛けている。

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