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【コロナ対策情報付き】福岡市美術館の楽しみ方完全ガイド!コレクションや施設担当者おすすめの見どころも紹介

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福岡市美術館の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください) 【写真】1階 東光院仏教美術室 ■福岡市美術館ってどんなところ?ダリなど著名な作品から古美術まで幅広いコレクションが魅力 自然に恵まれた大濠公園の中にあり、1979年の開館以来40年以上もの歴史を有する福岡市美術館。ダリ、ミロ、ウォーホル、草間彌生をはじめとする20世紀の海外作家や九州出身の近代洋画家の作品から、福岡藩主黒田家ゆかりの古美術や重要文化財を含む茶道具や仏教美術などがそろう。多彩なコレクションを見ることができるとあり、県内外から多くの人が訪れている人気の美術館だ。 ■【おすすめ】施設担当者に聞く!福岡市美術館の魅力と楽しみ方 「多くの方が美術館で観覧されるのは特別企画展だと思いますが、当館のコレクションの総数は1万6000点を超え、2~3カ月毎にテーマを変えて展示替えを行っており、いつ来ても特別企画展に引けを取らない新しい作品と出合えます」 「当館を設計したのは、世界的建築家のル・コルビュジエに西欧近代建築を学んだ、建築家・前川國男です。2019年3月のリニューアルオープンでは、見どころの多い当館建築の意匠を可能な限り継承しました。また、来館者がくつろぐロビーの椅子や、諸室の家具類も建築に合わせて製作されており、前川自身がその設計に関与しています。そうした家具の多くも、リニューアルに合わせて修理し、再利用していますので、当館コレクションと同様に、建築意匠もごゆっくり鑑賞いただければと思います」 「リニューアルに際しては、これまで美術館に来たことがなかった方にも足を運んで頂けるよう、大濠公園から直接入ることができるアプローチを新設し、リニューアル前は読書室だった場所をオープンテラスのカフェにしました。見どころや楽しみどころ満載の当館へぜひお越しください」(福岡市美術館 広報担当) ■【見どころ1】古美術と近現代美術が共存するコレクション 福岡市美術館の見どころとしてまず挙げたいのが、20世紀以降の作品、すなわち近現代美術と、江戸時代以前の古美術とが共存しているコレクション。 近現代美術では、サルバドール・ダリ「ポルト・リガトの聖母」、アンディ・ウォーホル「エルヴィス」、ジャン=ミシェル・バスキア「無題」など、誰でも知っているような作者の作品が所蔵・展示されている。 一方、古美術は、「コレクション展示室 古美術」に聖福寺(福岡市博多区)の住職を務めた僧侶・仙厓義梵の書画、「松永記念館室」には松永安左エ門旧蔵の茶道具、「東光院仏教美術室」には重要文化財の薬師如来立像など、館内の至るところに貴重な展示が並んでいるので、こちらも見どころ満載。 また、コレクション展示室では、展示作品や作家の知られざるエピソードや当館学芸員の視点による解説やコメントを「おもしろキャプション」と題して、いくつかの作品に設置しているのもユニークな取り組みだ。 ■【見どころ2】美術図書や設計者のメモリアルスペースなど展示以外も必見 見どころは、展示だけにとどまらない。2階北口に接したロビーに展開する「美術情報コーナー」では、福岡市美術館が所蔵する美術図書の一部(美術全集、雑誌など約1000冊)や展示に関する図書などを自由に閲覧できる。雑誌や他館の展覧会チラシ、蔵書や所蔵品を検索・閲覧できる情報端末機器も設置しており、美術に関するさまざまな情報を得られるので、こちらもぜひ立ち寄ってほしい。展示鑑賞の合間に、ここで本を読みながらひと息つくのもおすすめだ。 2階には、福岡市美術館の設計者・前川國男のメモリアルスペースもあり、前川氏の設計への意図や想い、開館当初のミニチュアなどを見て、福岡市美術館の建物について知ることができる。周囲に椅子も配されているので、休憩しながら美術館の歴史に思いをはせるのも一興だ。 ■【回り方】【混雑情報】混み合うのは休日のお昼前後の時間帯 福岡市美術館は、1階に古美術展示室、2階には近現代美術展示室の他、特別展示室・市民の創作活動の発表の場のギャラリーなどがあるが、特に順路は設けられていない。大濠公園口や南口など複数の入口があるので、入ったところから近い展示室より順に回ると、効率がよいかも。館内すべてを回ると、所要時間は1~1時間30分ほどだ。 土日祝日は、11時から15時頃に混み合うことが多いので、その前後の時間帯に訪れるほうがよさそう。または、平日ものんびり鑑賞できるのでおすすめ。 ちなみに、古美術展示室は撮影可能だが、近現代美術室は撮影不可なので、館内を回る際は気をつけよう。 ■【イベント】美術に関する講座やワークショップを随時開催! 随時、特別展示室や貸会場で企画展を開催したり、ミュージアムホールなどでは美術に関する講座やワークショップなどを開催したりしている。訪れる前に、福岡市美術館の公式サイト内「展覧会・イベント」の項目をチェックして、最新の情報を確認しておくと良いだろう。 ■【グルメ】庭を眺めながらのんびりできるカフェでひと休み 1階のカフェ「アクアム」は2階のレストラン(※2020年8月現在、休業中)とともにホテルニューオータニ博多が運営しており、美術鑑賞の前後にひと休みしたり、グルメを堪能したりできる。 軽食やドリンクをはじめ、朝食にぴったりのパンやコーヒー、サンドウィッチ等のランチメニュー、ケーキやソフトクリーム、アルコールやオードブルなどもそろうので、時間帯や目的によって好みのメニューを選ぼう。豊富なメニューの中から、イチ押し3品を紹介する。 まず、おすすめしたいのが「大濠ドッグ」(600円)。シャキシャキ食感のキャベツとオニオンの香りと、味のバランスが良いポークソーセージを、外がカリッ中はふんわりと焼き上げたコッペパンで包み込んだ1品。食べ応えがあるので、ランチとしても大満足。 サンド系は「バケットサンド」(600円)も人気。クリームチーズとヨーグルト、蜂蜜を合わせたヘルシーなディップをまとった具材を、胚芽を練り込んだソフトバケットで挟んでいる。ボローニャハムの塩気と黒胡椒がアクセントになっていて、こちらも絶品。 子供が大好きな、定番のソフトクリーム(420円)もメニューに並ぶ。シェフがほれ込んだ“幻の柑橘”とも呼ばれる福岡県筑前町特産の酢みかんを使った「木酢」のソフトクリームなど、期間限定ソフトクリームも楽しみのひとつ。 カフェはガラス張りなので、庭の水面を眺めながら、のんびり過ごすのも良いが、晴れた日にはテイクアウトを利用して、屋外でゆったり過ごすのもおすすめだ。 ■【お土産】公式マスコットグッズや福岡ならではの逸品も見逃せない 福岡市美術館を訪れたら立ち寄りたいのが、ミュージアムショップ。公式マスコットグッズや福岡ならではの品々が並ぶので、ぜひチェックしてみよう。こちらも、おすすめを3品紹介する。 まず紹介したいのが、古美術所蔵品であるコブウシ型土偶をモチーフにした福岡市美術館公式マスコット「こぶうしくん」グッズ。中でも売れ筋が、ボールチェーンマスコットとぬいぐるみだ。2019年のリニューアルオープン以降、着実にファンが増加中!ボールチェーンマスコットは、お気に入りの鞄などにぶら下げて使おう。 子供から大人まで気軽に人形の絵付け体験が楽しめる素焼きの博多人形もお土産として人気。この博多人形は、創業100年を超える博多人形工房「中村人形」が制作・監修。自由に塗って、オリジナルの博多人形を作ってみよう。目指せ、博多人形の彩色マスター! 福岡ならではの品として、もうひとつ人気なのが、博多人形師の小副川太郎氏による、福岡市美術館の所蔵品モチーフ「福かぶり猫」。猫の袋に入る習性から“袋をかぶる=福をかぶる”そして「ふくおかぶる」にあやかっており、猫の頭に被せる袋には福岡市美術館のロゴも記されている。福岡土産としても、自宅で楽しめる伝統工芸×アートとしてもおすすめだ。 ■車イス利用者や子連れなどに優しいサービスも充実! 福岡市美術館の館内は、バリアフリーの設備やサービスが充実しているのも訪れやすいポイント。すべての入口にスロープがあり、館内にはエレベーターや多目的トイレ(2カ所)も設置。車イスとベビーカーは1階総合案内で無料で借りることもできる。 子連れにうれしいサービスも豊富で、館内すべてのトイレエリア内でおむつの交換ができるうえ、すべての男性トイレ・女性トイレにベビーチェアー付個室も備えている。 また、2階には親子でくつろげるスペースとして、久留米在住のアーティスト・オーギカナエ氏が制作したキッズスペース「森のたね」も(※新型コロナウイルス対策により2020年8月現在、閉鎖中)。壁面からさまざまなオブジェを取り外して自由に遊ぶことができ、子供に大人気だ。ちなみに、このキッズスペース内には授乳室(女性専用、男女兼用)もあるので、乳児連れでも安心して訪れることができる。 ■【アクセス】入場料金とアクセスもチェック ■公共交通機関を利用する場合 <福岡市地下鉄>空港線の大濠公園駅(福岡市美術館口)で降り、 3・6番出口より徒歩約10分。七隈線の場合は六本松駅で降り、2番出口より徒歩約10分。 <西鉄バス>博多駅からは「博多バスターミナル」2のりばから行先番号13番に乗車し、福岡市美術館東口で下車すると徒歩約3分。天神からの場合は、天神福ビル前または天神協和ビル前から行先番号13もしくは140番に乗車し、福岡市美術館東口で下車。 博多駅周辺や天神からは、福岡市美術館の最寄りに行くバスが複数あるので、詳しくは福岡市美術館の公式サイト「交通案内」の項目を確認しよう。 ■車(都市高速)を利用する場合 福岡都市高速西公園ランプ(唐津方面行きのみ降車可能)で降車、南方向へ約5分。百道ランプ(東西両方向降車可能)で降車した場合は、南東方向へ約10分。 ■専用駐車場について 利用時間は9時~21時(開館日のみ)。駐車場使用料は、普通車200円/1時間で、美術館利用者に限り利用可能。休館日および利用時間外の入出庫はできないので気を付けよう。ただし、駐車場は普通車26台しか収容できないため、混み合う週末や祝日等はできるだけ公共の交通機関を利用して訪れるのがベター。 ■観覧料金 コレクション展・企画展は大人200円、高・大学生150円。中学生以下と福岡市・北九州市・熊本市・鹿児島市在住の65歳以上はなんと無料!(ただし、特別展示観覧料や展覧会によって料金は異なる) 他に障害者割引(要証明書)などもあるので、詳しくは福岡市美術館の公式サイト「来館案内」の項目を確認しよう。 ■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】 ・発熱や風邪症状(せき・のどの痛みなど)がある方や体調がすぐれない方は入館をお控えください。 ・マスクの着用をお願いしています。 ・来館日に検温されていない方は、入館前の検温をお願いしています。 ・館内に設置している消毒液での手指の消毒や手洗いをお願いしています。 ・館内では他のお客様と間隔をあけて(2メートル程度)の見学をお願いしています。また、展示室内での会話や長時間の滞在はお控えください。 ・作品、展示ケース、壁を触らないようお願いしています。 ・展示室内が過度に込み合わないよう入場の制限を行うことがあります。 ・ドアノブ、手すりなど多くのお客様が手を触れられる箇所は、消毒液などによる清掃を強化しています。 ・スタッフは体調管理を行い、マスク着用のうえで案内いたします。また、こまめな手洗いや手指の消毒を行っております。 ※取材・文=矢野 凪紗 <施設情報> ・住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6[地図] ・アクセス:【電車】福岡市営地下鉄空港線大濠公園駅から徒歩10分 【車】福岡高速都市高環状線西公園ランプから約5分、または百道ランプから約10分 ・営業時間:9:30~17:30 最終入館は閉館の30分前、7~10月の金・土は~20:00まで 最終入館は閉館の30分前 ・定休日:月曜(祝日・振替休日の場合は翌平日)、12月28日~1月4日 ・駐車場:26台 200円/1時間 ・料金:コレクション展・企画展 大人200円、高・大学生150円、中学生以下と福岡市・北九州市・熊本市・鹿児島市在住の65歳以上は無料。障害者割引あり(要証明書)。特別展示観覧料 展覧会により料金が異なる ※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。 ※2020年8月時点の情報です。

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