Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

小池百合子、政界進出前の金銭トラブル パトロンから「1千万円調達」した結果…

配信

デイリー新潮

 都知事選への出馬を表明した小池百合子氏(67)。現在、カイロ時代の“学歴詐称”問題が取り沙汰されているが、きな臭い話はそれだけにとどまらない。小池都知事は、カイロから帰国後、パトロン男性との間で“金銭トラブル”を起こしていたのでる。 【写真】“一家心中する”に泣きじゃくった小池百合子…「父」との知られざる関係

 カイロから帰国した小池氏は1979年、情報番組「ルックルックこんにちは」で評論家・竹村健一氏のアシスタントとして抜擢される。彼女はテレビで活躍していた竹村氏を通じて人脈を広げる一方で、別の場所に出入りし、政財界人との交流を深めていった。  東京・千代田区のホテルニューオータニにあった「ザ・フォーラム」でのことだ。  80年、立教大学の教授が「学問と経営の交流の場を作る」ため、ニューオータニの敷地内にあったビルを借りて、会員制のクラブ「ザ・フォーラム」を組織する。ビル内には会議室やレストラン、バーラウンジなどが併設され、政財界人が集まるサロンのような場所だった。その教授の親族の伝手で、ある画商がこのビルに出入りしていた。 「小池さんがカイロ大学を出たばかりの頃、朝日新聞の記者の紹介で小池さんを預かることになったんだ」  とは、その画商である。 「そこでザ・フォーラムの私の事務所で働いてもらうことにして、その中に小池さんの部屋も作ってあげた。彼女は新宿区に安いマンションを借りていて、自転車で通っていた。当時からエコ思想が強かったんだよ。いつもすっぴんで、頬にある痣(あざ)を隠すこともなかった。“何だい、それ”と聞くと“生まれつきなの”とあっけらかんと言っていたね。細川(護煕)さんらとも私を含めて交流していたよ」

パトロンから「1千万円調達」

 80年代半ば、議員になる前の小池氏が脚光を浴びたのが“トルコ風呂”改称運動だった。  現在のソープランドをトルコ風呂と呼んでいた当時、トルコ人留学生がその名称に義憤を感じていることを、84年、朝日新聞が紹介。それを見た小池氏が当時の渡部恒三厚生大臣に陳情し、名称が変更されたという一件である。  この画商はトルコ風呂改称運動にも関与したそうで、 「男性よりも女性が出た方がいいだろう、と小池さんに前面に出てもらったんだ。何処からかトルコの留学生を連れてきて、嘆願書を渡部大臣のところに持っていかせたんだ」  だが、トルコ風呂改称運動の後、この画商は小池氏の金銭トラブルに巻き込まれることになる。  小池氏たっての願いで、彼女の旧知の広告代理店社長に対し、会社の運転資金として1千万円を貸したのである。この社長、本誌(「週刊新潮」)6月18日号でも紹介したが、小池氏のファミリー企業にも役員として名を連ね、大物政治家や財界人、ヤクザとの交友も吹聴していた人物だった。    社長と小池氏の共通の知人曰く、 「赤坂の料亭で二人が会食しているところに同席した際、“俺の女だ”と紹介されました」  特に、社長はJR東労組の会長だった故・松崎明氏とはベッタリの関係で、新宿駅東口のイベント・ステージ管理の利権も提供されていた。社長を通じ、小池氏は松崎氏とも交流していたのだが、松崎氏は警察当局が、かつて内ゲバで人殺しも行った“極左暴力集団”革マル派のドンと見ている人物で、いわくつきの“人脈”だった。  そのパトロンの社長のため、小池氏は画商に頭を下げたというのである。  画商の証言に戻ろう。 「私は決して金回りが良かったわけではないのだけど、その社長は当時いろんな企画を進めていて、資金繰りが大変だった。でも、1千万円貸したことは軽率だった。なかなか返ってこないので小池さんと一緒にその社長のところに出向き、涙ながらにお願いしてようやく返してもらった。小池さんは当時、お金も知名度もなかったから、その社長に後ろ盾になってもらいたかったのでしょう」  92年の参院選で日本新党から出馬し、初当選するまで、小池氏はさまざまな男に接近し、自身の足掛かりを作っていったのだ。  国会議員に当選後は日本新党を結成した細川護煕やあの剛腕、小沢一郎、小泉純一郎と、時の権力者に近づき、政局の重要シーンで常にその側にいた。そして、“権力と寝る女”とまで言われるようになる。  政界を縦横無尽に遊泳し、政治家としての階段を上がる度、人脈もふるいにかけた。細川や小沢であっても斜陽と見れば、容赦なく切り捨ててきた。  先の社長は3年前に亡くなったが、 「社長は“政治家になってから金がかかって大変だ”といって生前から関係は解消していました」(前出・共通の知人)  画商との金銭トラブルについて、小池都知事に問うと、 「事実に反するもの」  と回答するのみ。  調略に長け、向かうところ敵なしの女城主。野心に燃えたカイロ時代の「原点」から政界進出後も、小池氏を支えたのは数多(あまた)の男たちだ。彼らを翻弄し、籠絡した彼女はいま、どれだけの思いを寄せているだろうか。 「週刊新潮」2020年6月25日号 掲載

新潮社

【関連記事】