Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

コカ・コーラも広告ボイコットに参加…フェイスブックの株価が大きく下落し、ザッカーバーグは70億ドルを失った

配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

フェイスブックの株価は6月26日に8%下落し、マーク・ザッカーバーグCEOの財産から推定70億ドルが消え去った。 【全画像をみる】コカ・コーラも広告ボイコットに参加…フェイスブックの株価が大きく下落し、ザッカーバーグは70億ドルを失った ユニリーバやコカ・コーラなどの大手企業が、ヘイトスピーチを放置するフェイスブックに抗議して広告出稿を停止したことから、同社は財政的な圧力に直面するようになった。 コカ・コーラは、広告ボイコットに参加する最新の主要ブランドで、CEOのジェームズ・クインシーが今後30日間、すべてのソーシャルメディアへの広告出稿を停止すると発表した。 大手広告主によるボイコットが、フェイスブック(Facebook)の株価と、最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグの資産に打撃を与えている。 フェイスブックの株価は広告ボイコットが雪崩を打って進む中、6月26日の取引終了時には8%以上の下落となり、ザッカーバーグの純資産は72.1億ドル(約7700億円)減少した。 一方、コカコーラは、アメリカの公民権団体による#StopHateforProfitキャンペーンを支持する最新のブランドになった。 コカ・コーラのCEO、ジェームズ・クインシー(James Quincey)は6月26日、方針を見直すために今後30日間、すべてのソーシャルメディア広告を停止すると述べた。 「この世界に人種差別はあってはならないし、ソーシャルメディアにも人種差別はあってはならない」とクインシーはコカ・コーラ社のサイトで書いている。 「コカ・コーラは、世界のすべてのソーシャルメディア・プラットフォームの広告を少なくとも30日間停止する。この期間を利用して広告ポリシーを再評価し、修正が必要かどうかを判断する。また、ソーシャルメディア・パートナーの説明責任と透明性の向上を期待している」 #StopHateforProfitキャンペーンは、6月19日に、ジョージ・フロイド(George Floyd)氏がミネアポリスの警察官によって殺害されたことと、それに続く世界規模の抗議活動を受けて始まった。これは、デモ参加者を脅したトランプ大統領による投稿の削除をフェイスブックが拒否したことも一因となっている。 トランプ大統領はフェイスブックへの投稿で、「略奪が始まると、発砲が始まる(when the looting starts, the shooting starts)」と書き、デモ参加者を「凶悪犯(thug)」と呼んだ。 このキャンペーンは、主要な広告主に対してフェイスブックがより厳格な掲載ポリシーを導入するまで広告出稿を見送るように圧力をかけている。 ユニリーバ(Unilever)、ハーシー(Hershey)、ノースフェイス(North Face)、ベライゾン(Verizon)などの大企業は、すでにフェイスブックや他のソーシャルメディアへの広告出稿を停止している。 この圧力は効いているようだ。26日の深夜、ザッカーバーグは、同社が政治家によるヘイトスピーチや暴力的な言論などルールを破った投稿に「ニュースとして価値がある」というラベルを貼ることを発表した。同社がこれまで政治家の発言への関与を全面的に拒否してきたことを考えると、これは大きな変化だ。 Business Insiderでも、フェイスブックの広告部門は、ヘイトスピーチに関する懸念への対応に真剣に取り組んでいて、その運用方針を第三者の監査に委ねているとして、逃げ出す広告主をなだめていると報じている。 広告はフェイスブックの収益のほぼ100%を占めており、2020年第1四半期の3カ月で174億ドル(1兆8650億円)を売り上げている。 #STOPHateforProfitキャンペーンの背後にある公民権団体、全米黒人地位向上協会(NAACP)、Color of Change、名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League)は、フェイスブックに対して、より強力な行動を取るように求めている。 「我々は以前にもフェイスブックと同様のやり取りをした」NAACPはサイトに書いている。 「彼らは過去に謝罪をしてきた。プラットフォームが一因となった惨事の後、彼らはささやかな措置を取ってきた。しかし、今回は今すぐに終わらせなければならない」 [原文:Mark Zuckerberg has $7 billion wiped off his fortune as Coca-Cola halts all social media advertising for 30 days] (翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

Shona Ghosh

【関連記事】