注文住宅を建てて4年、後悔していること5つ。「過去の自分にアドバイスしたい」
こだわったはすの家づくり。住んでみると「こんなはずじゃなかった!」と思うことも。4年前に地元工務店で家を建てたライターは、暮らし方や動線をイメージして、自分で間取り図を書きました。完璧だと思ったのに、住んでみると、今からでもやり直したいと思う後悔が5つ。詳しく語ります。 【写真】窓がこんなに大きいと、家具の置き場に困る
考え抜いて書いた「理想の間取り」を実現したはずが…
筆者は夫と2人(+犬1匹)で暮らしています。4年ほど前に地元工務店で、延床面積35坪の2階建ての注文住宅を建てました。 一戸建てを建てようと思った理由は、筆者が犬を飼いたかったからです。広い庭のある家で柴犬を飼いたい! ですから、家づくりがスタートした当初は、庭のことで頭がいっぱい。工務店との間取りの打ち合わせも、まったく進みませんでした。その後も工務店が提示する間取りが、どうもしっくりこなくて、もう自分で間取りを書いてみようと思い至りました。 注文住宅なので、家づくりの本を読んだり、ネットで情報を漁ったりしながら、自分たちの生活に沿った間取りをつくろうと思いました。朝から晩までの生活ルーティンを思い出し、自分の身近に置くもののサイズをすべて測って、収納のサイズも考えました。 徹底的にやったつもりでしたが、後悔しているところが5つあります。
後悔1. LDKの収納が全然たりない!
わが家のLDKは約26畳と、比較的広めです。お客さんにも「リビングが広い」とよくほめられます。ですが、このLDKは収納が少なすぎました。 LDKには収納スペースを5か所つくりました。しかし、どれも小さくて奥行きが浅めです。 このような収納にしたのには理由があります。収納計画を考えるなかで、以下の情報を得たからです。 ・収納は1か所ではなく、たくさんある方がいい ・奥行きが深い収納は逆に使いづらい そこで、新しい家のリビングに置く予定のもののサイズをすべて測って、置きたい場所に収納をつくったのです。しかし、実際に住んでみると、まったくたりませんでした。 また、扉なしのオープンな収納がいくつもできてしまったため、見た目をきれいな状態にしておくのが難しいです。今からやり直せるなら、1階のどこかに大きい扉つき収納を1つつくりたいです。