やる気が出なくても目標に近づく、ノートの使い方
この年末年始は毎年恒例だったイベントや会食などが減ったことで、「あっという間に年末年始を迎え、いつの間にか正月休みが終わってしまった」という人も少なくないでしょう。 ところで、年初に立てた目標の実現に向けて、行動していますか? 実は、目標を立てた後に、ちょっとした工夫するだけで、先延ばしを減らせ、目標実現に向けて行動し続けることができます。今回は、先延ばしを撃退し、目標に近づくためのノート術についてお伝えします。
年初に立てた目標に向かって行動
年初に「今年こそ、◯◯する!」という目標を立てた人もいるでしょう。資格取得のための勉強、読書、英語力アップ、昇進、給料アップ、転職……または、筋トレ、ダイエット、結婚、貯金、引っ越しなどいろいろだと思います。 一方で、目標を立てる余裕がなかった人や、そもそも仕事で求められる目標以外は立てていないという人もいるでしょう。今年の目標を立てていなくても、あきらめるには早すぎます。 思い立ったが吉日で、いくらでも挽回は可能です。今このタイミングで、あなたの理想の人生・理想の働き方をもう一度描き直していきましょう。目標を立てて良い習慣を1つずつ増やしていきましょう。
設定するから目標が実現する
すでに今年の目標を立てたという人も、どうかそれだけで安心しないでください。意外に多いのが「目標の立てっぱなし」です。目標を一度立てて、なんとなく満足してお蔵入りしていませんか?(もがいていた頃の私が、まさにその典型でした…)。 目標設定と行動は1セットです。目標を設定して行動するから、目標が実現するわけです。 目標実現の専門家として多くの人をサポートしてきてわかったこと、それは目標を実現する人と、目標を実現できない人の違いはわずかだということです。では、そのわずかな違いとは、どんなことなのでしょうか。
目標は立てるだけでなく「育てる」もの
1年の目標を立てるときは「あれも、これもやりたい!」と、夢も希望もいっぱいでイキイキとしているのですが、そこがピークになってしまうことがあります。 というのも、正月休みが明けると、日々の仕事や生活に追われて、あっというまに1日、1週間、1か月がすぎていってしまうからです。なかには、気がついたら「あまり代わり映えしない日々の繰り返しだけで、1年が終わってしまった」ということもありえます。 目標を実現する人と目標を実現できない人のわずかな違いが、目標を定期的に見返す習慣があるか、目標を立てっぱなしにしているかです。 仕事の目標については、自分で意識しなくても、毎週、毎月、あるいは四半期ごとに強制的に振り返る機会がある人が多いでしょう。