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平和の尊さかみしめ 石川護国神社で祈願祭 70人、戦没者に鎮魂の祈り

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北國新聞社

 石川県戦没者追悼平和祈願祭は15日、金沢市の石川護国神社で営まれた。今年は新型コロナウイルス感染予防のため規模縮小を余儀なくされた中、遺族や関係者約70人が、戊辰(ぼしん)戦争以降の戦没者4万4832柱と殉職自衛官17柱に鎮魂の祈りをささげ、戦後75年の平和の尊さをかみしめた。

 今年で57回を数えた祈願祭は「英霊にこたえる会」県本部が祭主を務め、2011年から県隊友会の招魂祭と合同で行われている。今年は感染リスクを高める密集、密接を避けるため、来賓を招待せず、遺族には参列の自粛を呼び掛けた。規模縮小は初めてで、参列者数は例年の約200人から大幅に減った。

 県隊友会の浅加正文会長が開会の辞を述べ、神事が営まれた。君が代の斉唱は取りやめとなり、参列者は心の中で歌った。県本部の米沢寛会長は「戦争への思いが風化されつつある中、私たちの使命は戦争を知らない多くの世代に英霊の歴史の重さを正しく教示することで、子々孫々に語り継ぐ責務がある」と祭文を読み上げた。

 遺族や関係者はマスクを着用し、間隔を空けていすに座りながら祈願祭に臨んだ。正午には参列者全員が時報に合わせ黙とうした。山野之義金沢市長も出席した。

北國新聞社