小池都知事が記者会見8月28日(全文1)自宅療養者向け健康観察システムを導入
横尾忠則ら3名が名誉都民候補者に
コロナ禍という目の前にある課題、そして未来の東京を見据えながらデジタルトランスフォーメーションを大きな核として都政一体で取り組みの推進をしてまいります。政策局や財務局、総務局、戦略政策情報推進本部、これらが基本の局となりますが、これを全庁挙げて進めてまいります。 3つ目のテーマでありますが令和2年度の東京都名誉都民候補者の選定についてのお知らせであります。今年度の候補者でありますが、こちらご覧いただいているように石井幹子さん、瀧澤利夫さん、横尾忠則さん、3名の方の選定となっております。 石井さんはご承知のように照明デザインの先駆者であり都市照明、建築照明、光のオブジェ、そしてパフォーマンスなど、新たな照明デザインの魅力を表現してこられました。光を中心としたイベントを国内のみならず海外でも数多く手掛けておられ、特に東京タワー、それからレインボーブリッジなどでのライトアップっていうのは、多くの都民がその美しさに魅了されるところであります。 瀧澤さん。瀧澤さんは東京の伝統工芸品であります江戸切子の職人でいらっしゃって、精力的に個展を開催したり、一般の方向けの講座で講師を務められるなど、江戸切子の伝統の継承、そして発展に長年にわたって貢献されておられまして、江戸切子職人として初めて瑞宝単光章を受賞されておられます。瀧澤さんが作り出されます精緻なカットの美しい模様ですけれども、見る人全てに感動を与えているものと存じます。 それから横尾さんでいらっしゃいますが、美術家として日本人ならではの感性により大衆的なイメージとそれから神秘的なイメージが混在をした独自の作風を確立されておられますね。そして国内外で個展を開催して、数多く海外の著名な賞を受賞されておられます。世界的な評価を不動のものとしておられるということで、その作品っていうのは私も横尾さんの作品っていうのはいつも斬新で、とてもかっこいいと、クールだというふうに感じたところであります。 3名の方々の素晴らしいご功績、人々に希望、活力を与えて、都民の皆さまが敬愛をし、そして誇りとするものでございます。次の定例の都議会で同意をいただいた上で、顕彰式を行う予定となっておりますのでお知らせいたしておきます。以上、私から3点についてお伝えさせていただきました。それではお返しいたします。 【書き起こし】小池都知事が記者会見8月28日 全文2に続く