【競輪祭結果】寺崎浩平が番手捲りで1着も、深谷・郡司落車で古性が失格の大波乱/準決勝(12R)
11月23日、小倉競輪場で行われた朝日新聞社杯競輪祭(GI・5日目)の準決勝(12R)は、2番手から捲った寺崎浩平(30歳・福井=117期)が1着、追走して3着入線から繰り上がった村上博幸(45歳・京都=86期)が2着、4着入線から繰り上がった菅田壱道(38歳・宮城=91期)が3着に入った。3連単は⑦-⑨-②で519,300円という配当だった。 レースは前受けの近畿勢をいったん南関勢が叩きに行こうとするが、番手の深谷知広(34歳・静岡=96期)を古性優作(33歳・大阪=100期)が捌いた時点で立て直し。そこへ中野慎詞(25歳・岩手=121期)が猛烈なアタックを掛け、寺崎を叩いたが、そこでも古性が牽制を入れて菅田を捌く。中野が単騎での先行となり、その後ろに近畿勢がすっぽり収まる。最終ホームで郡司浩平(34歳・神奈川=99期)が再アタックを掛けてきたが、それを古性がさらに牽制したところ、郡司と深谷が落車。最終バックで番手に嵌っていた寺崎が捲りを放ってそのまま押し切り、見事1着で決勝進出となった。なお、2位入線の古性は斜行で失格となった。