Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

クレーム電話に うまく対応できず、悪化させてしまう人の処方箋【不摂生でも病気にならない人の習慣】

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
サライ.jp

文/小林弘幸 「人生100年時代」に向け、ビジネスパーソンの健康への関心が急速に高まっています。しかし、医療や健康に関する情報は玉石混淆。例えば、朝食を食べる、食べない。炭水化物を抜く、抜かない。まったく正反対の行動にもかかわらず、どちらも医者たちが正解を主張し合っています。なかなか医者に相談できない多忙な人は、どうしたらいいのでしょうか? 働き盛りのビジネスパーソンから寄せられた相談に対する「小林式処方箋」は、誰もが簡単に実行できるものばかり。自律神経の名医が、様々な不摂生に対する「医学的に正しいリカバリー法」を、自身の経験も交えながら解説します。

【小林式処方箋】

一度切って、自分からかけ直す。

自分のペースに引き込むには?

オフィスや携帯電話にかかってくる突然の電話。取り次いだ人から電話の相手の名前を聞いたり、スマホの画面に出る名前を見たりした瞬間、テンションが落ちることもあることでしょう。 「うわっ、この人か……。面倒な内容だろうな……」 少しでもそう感じたならば、そのまま電話に応じてはいけません。うっかり取ってしまった場合も、「かけ直します」と言って、早めに切ってしまってください。 なぜなら、「嫌だな」「面倒だな」と感じた時点で、あなたの自律神経が乱れ始めているからです。つまり面倒な事態に対応するためのコンディションはすでに悪化。例えば、コンディションが悪い状態で、試合に臨んだアスリートがベストなパフォーマンスを発揮できることはまずありません。ビジネスパーソンも同様です。 すでに自律神経が乱れているわけですから、このままの状態で電話に対応すれば、うまくいきません。元々苦手な相手なのですから、良好なコミュニケーションなど望むべくもないでしょう。 では事後対応はどうするか。まずは基本の深呼吸。コップ1杯の水も飲みましょう。これだけで、あなたの自律神経のコンディションは随分、整います。 そして、ここがポイントなのですが、焦ってかけ直さず、自分のタイミングを整えてから、かけ直すべきです。こちらから電話をかけるわけですから、それが可能になります。 実際、クレーム処理の現場でも、かかってきた電話に対して、すぐには対応せず、かけ直すことが多いと聞きます。かかってきた電話は相手のタイミングです。ここでコミュニケーションを取ると相手のペースに乗ってしまい、売り言葉に買い言葉なんてことにもなりかねません。いったんクールダウンし、自分のペースで進めていくということでしょう。 自律神経の面から言っても、これには利点があります。 相手は「クレーム=怒り」の電話をかけてきているわけです。怒りで自律神経が乱れていると言っていいでしょう。いったん間を置けば、自律神経は多少ですが整っていきます。落ち着いた頃合いに電話すれば、向こうが電話してきた時とは比べものにならないほど、落ち着いているはずです。電話での話し合いも、きっと有意義なものになるでしょう。

【関連記事】