「自分なんて病」にかかってない?星読みで知った才能をちゃんと活かしてみたら「未経験から全国1位」になった元主婦の話【占星術士yujiインタビュー】
鑑定に訪れる人が「自分なんて特に才能もないし……」とよく口にすることに業を煮やした占星術士のyujiさんが、満を持して世に出したのが新刊『星読みで才能を見つける本 自分の知らない自分に出会える』(講談社刊)。「才能がない人は存在しません!」と断言するyujiさんに、自分の才能を知って一歩踏み出す方法、またそれを実践した人の実例を伺いました。 【画像】世界は変わった! 一目でわかる「土の時代」と「風の時代」の違い yuji 占星術士。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラー、星読み師としての宿命に抗えず拠点を東京に移し、占星術をメインとした活動をスタート。現在は著作の執筆、各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをYouTube、stand.fm他SNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』『風の時代の未来予測』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『運命を変える「石」の処方箋』(KADOKAWA)など。
自分はこうだから、という思い込みをまず捨ててほしい
――自分のことは自分がいちばんよくわかっている」というのは傲慢というお話がありましたが(前回)、自分はこうだと信じていることより、他人のアドバイスに従ったほうが、人生はうまくいくこともあると『星読みで才能を見つける本』にもありました。 それができない人が、案外多いなというのが、20年弱、1万人以上の個人鑑定をしてきたなかでの実感です。たとえばデザイナーをめざしていた僕が、鑑定業のほうが向いているのでは? と薦められたみたいに、思いもよらぬ提案を受けたとき、「自分はこうだから」と意固地になり、他人の意見に惑わされるなんてダサいとすら思ってしまう人は多い。でも、自分の性質に向いていない努力を重ねて、結果を出せずにくすぶるよりも、自分の適性が花開きやすいところで、思いきりアクセルを吹かせて走り出したほうがよくないですか? ――いきなり方向転換をするのは難しくても、アドバイスに従ってまず試してみる、というのは大事な気がしますね。 厳しいことを言いますが、今現在、成功していないと感じているなら、これまでと同じ思考や行動パターンを繰り返しても結果は同じです。新しい視座を手に入れるためには自分を変えなくてはいけないし、一歩踏み出すには勇気と覚悟が必要。自分はこうだから、という思い込みをまず捨ててほしいと思います。 僕のお客さんのなかには、人生を劇的に変えられた方がたくさんいますが、それはみなさんが、自分の課題にちゃんと向き合ったから。その人がもつエネルギーを上手にまわすためにはどうすればいいのか、僕が星を読んでアドバイスしたことが、どんなに耳に痛いことでも、自分にはできそうもないと思うことでも、きちんと耳を傾け、実践してみてくれたからです。