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草なぎ剛、『ミッドナイトスワン』の難役は「初めてなにも考えずにできた」と明かす

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MOVIE WALKER PRESS

草なぎ剛主演、内田英治監督のオリジナル脚本による映画『ミッドナイトスワン』(公開中)の公開記念舞台挨拶が、9月26日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、草なぎ剛、服部樹咲、水川あさみ、内田英治監督が舞台挨拶に登壇。草なぎは「コロナで大変ななか、全国各地の方もそうですが、劇場に足を運んでくださってありがとうございます」と感謝した。 【写真を見る】美しく切ない…草なぎ剛がトランスジェンダーの女性・凪沙を体現! 全国145館の映画館に生中継された本イベント。コロナ禍で客席から大声を出すことが禁止されているため、草なぎは「登場した時に声援がなかったというのは生まれて初めてで、僕ももうアイドルは卒業したのかな」とおちゃめに笑いを取りつつ、「初めての状況のなか映画を公開するということで、たくさんの方の努力に支えられて、みなさんに届けられることを幸せに思っています」と喜びを口にした。 本作は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿で生活する凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに生きるも、バレエダンサーを夢見る少女、一果(服部樹咲)との交流を通して、せつなくも美しい愛の形が描かれる。 草なぎは、凪沙役について「難しい役だった」と明かし、「最初はすごく考えないとできないと思ったのですが、(実際に演じてみると)なにも考えないでできたのは、初めての経験でした。それは監督が引っ張ってくれたことが大きいんですが、樹咲ちゃんやあさみちゃんも引っ張ってくれて。役は1人で作るものではないことを実感させていただいた。やっぱりみんなで1つの方向へ向かっていると、奇跡が起こるんです」と感無量の様子。 オーディションで一果役に抜擢された服部は、本作で女優デビューを飾った。「小さいころからずっと続けてきたバレエで映画に貢献できてよかったなと。演技が未経験だったので、不安だったシーンがいっぱいあったんですが、試写で観たら草なぎさんや水川さんに助けられたシーンばかりでした。ありがとうございました」と感謝を伝えると、草なぎも水川も「こちらこそ」と恐縮した。 草なぎは「みんなでささえ合った。そうじゃないと皆、演じきれない役だったと思う」とそれぞれが難役だったと、撮影を振り返った。ネグレクトをする母親役の水川も「心が痛かったです。殴ったりしなきゃいけなかったので。愛の大きさや深さがそれぞれ違うんだなということを踏まえて演じました」とコメント。 また、水川は、草なぎ演じる凪沙の母親ぶりについて「私の役なんかより、全然、凪沙のほうが母親だった」と言うと、草なぎは「お互いに違う立場だから。それを見事にあさみちゃんが演じてくれてます。怖かったです」と笑う。 水川も「ハハハ。お芝居、お芝居」と2人で笑い合う。草なぎは「僕もそうですが、あさみちゃんも挑戦していて。それが画面からバンと伝わってきました」と水川をねぎらった。内田監督も、キャスト陣の熱演について「皆さん、おもしろいお芝居をしていただいた」と太鼓判を押した。 取材・文/山崎伸子

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