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JALが力を入れる“農業ビジネス”とは?

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GQ JAPAN

地元の食材を使った“農家レストラン”

日本を元気にするのは“アグリ・パワー”かもしれません。 JALは「JAL Agriport株式会社」を設立して農業事業に参入。2020年には収穫体験できるいちご狩り施設「STRAWBERRY PORT ICHIGONOMI」(ストロベリーポート・イチゴノミ)と、レストラン「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)」をオープンしました。「JAL Agriport」は成田空港からのアクセスもよく(車で15分)、空港の待ち時間のあいだにも立ち寄れる施設です。また、成田空港周辺には食事するお店も少なかったので、比較的手頃な価格帯で食事できるレストランはありがたい存在です。 DINING PORT 御料鶴は、古民家をリノベーションした、どこかなつかしくて洗練された空間。JAL Agriport株式会社代表取締役社長の鎌形晶夫氏は、もとは機内サービスの企画にかかわられていたそうです。その企画力を活かし、JALならではのクオリティ高い施設を具現化。ところどころ飛行機の模型などが飾られて、航空機好きにとって心躍る空間です。竹林の借景や、広い緑の庭園など景観も素晴らしいです。 「DINING PORT 御料鶴の広さは190平方メートルで、農園は4.5ヘクタール。東京ドーム1個ぶんくらいの広さです」と、鎌形さん。 広すぎず狭すぎないちょうど良い面積です。鎌形さんいわく、農地を借りるときに、この古民家の持ち主から「夫婦ふたり暮らしには広すぎるので活用してほしい」と、申し出があり、そんなご縁で素敵な古民家がDINING PORT 御料鶴として生まれ変わることに。

“SNS映え”を意識したデザートも用意

「JALは、成田空港周辺の9市町(成田市、富里市、香取市、山武市、栄町、神崎町、多古町、芝山町、横芝光町)との関係を大切にしています」とのことですが、そんな地元との良好な関係が良い縁を引き寄せたのでしょう。レストランで出される料理の食材も、近隣9市町の野菜や果物がたくさん使われているそうです。 人気のメニューは「御料鶴小鉢膳」(2000円)、「和牛のすき焼き膳」(2000円)、「水郷赤鶏と地元野菜のサラダ膳」(1300円)、など。正直、埼玉出身として、千葉産の食材がここまでおいしいのは複雑な思いですが、千葉のポテンシャルを認めざるを得ませんでした。 こちらの料理にはJALのビジネスクラスで利用した食器も使われているそうで、乗り慣れている人はここで食器と再会するかもしれません。資源を大切にするJALのサスティナブル精神があらわれています。 季節のフルーツを使ったデザートメニューもあり、「ICHIGONOMIサンドイッチセット」(1300円)などは現実逃避できるファンタジックなおいしさ。「朝採れ苺の贅沢パフェ“いちご畑セット”」(1500円)も、新鮮ないちごとムースとシャーベットと、白ワインのジュレが至福の調和を実現していて、朝採れの奇跡を体感しました。今後行列ができるパフェになると確信。

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