ファッションエディターが注目する2021年春夏の6大キーワードを発表
エレ女のワードローブに必須のルックが豊富にラインナップした、2021年春夏コレクション。あなたなら、自分らしいスタイルを作るために必要なアイテムをどう選ぶ? 今回は、ファッションエディター目線の最旬トレンドをテーマに、着こなしのヒントをレクチャーします。
#1 ニュートラルカラーで魅せるモードなミリタリー
フェンディ(FENDI) シルヴィア・フェンディが打ち出したのは“家族への愛”。フェンディ一家のルーツを辿るべく、高いクラフツマンシップを突き止めたコンフォートな素材とディテール使いが際立ちます。ベーシックカラーを基調にしたオールインワンは、一見ミニマルながらも襟や袖、ポケットなどにステッチを施しており、フォーマルな要素を和らげ、聡明なミリタリーに仕上げてられています。 25ansエディターコメント 「ちょっぴりスポーティでカジュアルなエッセンスをちりばめた、リラックス感のあるスタイルが気になります(R子)」
#2 ワントーンカラーで勝負するエフォートレスシック
フェンディ(FENDI) 伝統的なクラフツマンシップを表現した今シーズンの「フェンディ」。優雅な曲線美を描いたドレスは、胸元と裾を紡ぐようにフラワー刺繍のあしらいがセンシュアルなムードに導きます。エフォートレスなワントーンカラーで統一しながらも、グロープやブーツなどの小物使いでピンクのメリハリを利かせているのもポイント。 25ansエディターコメント 「家で心地よく過ごすためのリラックス主眼なウエアに少し飽きてきてしまったのかも。『フェンディ』のこちらのルックのような、触れなくても分かる上質な素材、襟付きの華きちんと服、そんな服が着たいと感じる今日この頃(H子)」
#3 レトロ&リッチなジャケットスタイル
シャネル(CHANEL) ヴィルジニー・ヴィアールによる2021年春夏の「シャネル」は、メゾンの歴代ミューズたちにオマージュを捧げました。なかでもブランドの代名詞でもあるモノトーンのツイードジャケットは、肩幅を強調しボリューミーな仕立てにアレンジ。ウエストマークすることで全体のフォルムにメリハリが加わっています。足元はあえて素足にサンダルといった軽やかなスタイリングで春夏らしいムードに。 25ansエディターコメント 「コレクションでもいくつか目にした白襟は今季トレンドのディテールのひとつ。ボリューミーな袖のシルエットが、ちょっとモードな印象で素敵です(E佳)」