一度飛んだら数年は着陸の必要なし、5000人収容の「空飛ぶホテル」が話題騒然
ダイナミックな「空飛ぶホテルが誕生⁉」と思いきや、これは現実にはまだ実在していない架空のホテル。未来の移動手段のアイディアだ。 【動画】「空飛ぶホテル」を映像化した驚きの動画 アーティストでありアートディレクターのトニー・ホルムストンの構想を、グラフィック・アーティストであり、ユーチューバーでもあるハシェム・アルガイリーが映像にして、自身のYouTubeで発表した。この動画は、架空の世界を見事に映像化していて、再生回数はすでに200万回を越えている。
驚きの構想ポイント
1. 乗客は5000人収容 2. 20基の原子力発電を使う為、自給自足が可能。その為、一度飛んだら数年間は着陸の必要がない 3. クルーズ船のように、ショッピングモール、レストラン、プール、劇場、映画館などを備えている 4. 独自のスタビライザーシステムを搭載している為、急な気流でも揺れない
原子力発電の利用は賛否両論
この映像が発表されると、瞬く間にSNSでシェアされ、トレンド入り。FOX35をはじめとする世界中のニュースで取り上げられた。これを受けて、賛否両論の声が上がっている。その中でも目立つのは、原子力発電の利用について。「原子力発電と一緒に5000人が空の上へ⁉ 大金を積まれても絶対に乗りたくない」「技術的に不可能」など。また、悲劇的な結末を迎えたタイタニックになぞらえる人も多い。一方で「夢がある」「興味深い」といった肯定的な意見も多くある。
映像化したユーチューバーのコメント
“あくまでコンセプトであることを改めて強調したい。そして多くの議論を呼び起こし、こんなものが存在する未来を、夢見るきっかけになったのなら嬉しい限りです。実現可能かどうかは別として、私たち人間は夢を見ることをやめてはいけません。アインシュタインの言葉 「一見して馬鹿げていないアイデアは、見込みがない」という言葉を胸に。“
文:美矢川ゆき