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帝京長岡、新潟県勢初のベスト4

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高校サッカードットコム

 新潟県勢初のベスト4進出だ。  1月5日、高校サッカー選手権の準々決勝が行われ、帝京長岡が仙台育英と対戦。試合は開始早々に動く。晴山岬(3年)が左サイドを深く抉ると、谷内田哲平(3年)が飛び込んで先制ゴール。開始30秒で生まれた電光石火の一撃。以降も晴山と矢尾板岳斗(3年)の2トップ、左の本田翔英(3年)、右の谷内田を起点に攻勢を仕掛けていく。一方の守備陣もGK猪越優惟(3年)、DF吉田晴稀を中心に粘り強く対応。後半に入っても盤石の試合運びを見せ、虎の子の1点を守り切る。終盤は仙台育英の猛攻に手を焼き、自陣で守る時間が増加。吉田健太(2年)に好機を作られたものの、何とか凌いでいく。最後は守勢に回ったものの、逃げ切った帝京長岡が勝利を手にした。 【フォトギャラリー】帝京長岡vs仙台育英  晴山(町田入団内定)、谷内田(京都入団内定)、吉田(愛媛入団内定)。J内定者3名を擁し、黄金世代と称される今年の帝京長岡。昨年の高校サッカー選手権ではベスト8で敗れたが、今年は下馬評通り4強へと勝ち上がった。ただ、ここまでの歩みは簡単だったかというと、そうではない。今年はインターハイ予選の準決勝で敗れ、夏は全国舞台に挑めなかった。また、代表活動やJクラブへの練習参加が主力に相次ぎ、全員が揃ってトレーニングできる機会も限定的。中学時代から長岡JrユースFCでプレーしてきた選手が多いとはいえ、チームはまとまりを欠いた。 「今年のチームはインターハイ県予選で負けて、悔しい思いをしました。そこからチームが変わったけど、選手権を迎えるまでの期間も大変で…。Jクラブへの練習参加や代表活動に行く選手が多かったけど、その中で全員が集まった時にチームのためにやろうと。それが今の結果につながっている」(谷内田)。  夏以降は3年生を中心に月2度、選手間ミーティングを実施。一緒に練習できなくとも、コミュニケーション量を増やしてチームの方向性を確認した。  そうした日々の積み重ねが実り、選手権予選で優勝。本大会でもベスト4まで勝ち上がり、目標に掲げていた日本一まであと2勝となった。次なる相手は前回王者・青森山田。「目標は日本一なので、結果を出して夢を叶えたい」(谷内田)。チームの想いは一つ。絶対王者を下し、決勝の舞台へ駆け上がる。

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