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地域の人らが自衛隊幹部隊員と山中にかけた桜地蔵橋が完成

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両丹日日新聞

 京都府福知山市室(むろ)の山中で、地元自治会と陸上自衛隊員たちが一緒に作業をしてきた桜地蔵橋が、2カ月の工事期間を経て完成した。  室山(親不知)の参道入り口に、参拝者の守護神として桜地蔵が祭られていて、完成したのはその手前の川に架けられている橋。豪雨の影響で、2018年に崩落したままだった。  1回目に崩落した2014年時は府が橋を架け直したが、18年は再度の崩落を危惧して、う回路を整備。そのため以前より険しい道のりとなり、お参りをする地元の高齢者らが困っていた。  地区内に自衛隊の射撃場があることから、日ごろの恩返しにと、陸上自衛隊福知山駐屯地の幹部たちで組織する修親会(会長・小野田宏樹司令)が、作業の手伝いを申し出た。共同作業は3月22日から開始。近くに生えている杉の木を伐採して人力で運び、14メートルほどの木製橋を手作りした。土木の知識がある施設作業小隊長やレンジャー教官らが腕を発揮。大がかりな機械が持ち込めない山中でも、滑車を使ったりして力を合わせて作業した。  橋は以前よりも20メートルほど上流で、高さ3・5メートル、川幅10メートルの位置に設置。5月30日に手すりなどを付けて仕上げた。  田中定行自治会長(77)は「大変な作業を手伝っていただき、ありがたい。より自衛隊との絆が深まりました」と話していた。

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