【広島好き】小窪哲也、「大好きなカープ」から新天地へ。
出会いと別れのこの季節。寂しいニュースもありますね。
カープ一筋19年、石原慶幸選手の引退。そして、沢山のスター選手を若鯉時代から見守ってきた水本勝己二軍監督の辞任。毎年仕方がないと割り切ろうとしますが、やはり胸の内がザワザワします。
そんな中、カープ25年ぶりの優勝に貢献してくれた小窪哲也選手が球団と話し合い、自由契約を選択しました。球団からは、来季の指導者への転身を打診したが、現役続行を望む本人の意思を尊重し、自由契約となったそうだ。
『プレーを続けたい気持ちにうそはつけなかった』。 このまっすぐな言葉が、小窪選手らしい答えの出し方だったんでしょう。
小窪選手はリーダーシップが強く、誰よりも周りを見て、声をかける選手でした。僕が球場に取材で行くと、「いつも来てて熱心だね~ご苦労様!」と必ず笑顔でひと声かけてくれます。
そんな小窪選手との思い出話を。
昨年、あるお店でたまたま飲みに来ていた小窪選手と、下水流昂選手にばったり会い、一緒に飲ませていただきました。
この日は下水流選手が、広島カープから楽天ゴールデンイーグルスに交換トレードで移籍する前々日の夜で、2人は移籍することを知っていて、ファンはまだ知りませんでした(もちろんゴッホも)。
青山学院大学の先輩後輩という仲良しふたり、この日あった何気ない会話を失礼します。
下水流選手から「ゴッホさん、このスマホケースどう思います?」と突然、小窪選手のスマホを見せてくれました。ガンダムのシャアとカープ坊やがコラボしたシャア坊やのケースでした。
下水流選手から「スマホケースをカープにしてるカープの選手、多分いないですよ!」といじられ、小窪選手は「まじ?これ良くない?」と笑って返していました。「なんかのネタで使って!」と言われ、撮らせていただいた小窪選手のスマホケースがこちらです(笑)。
2008年に広島カープに入団して以来、「優勝してビールかけをする日を夢見る毎日」とおっしゃっていました。