パイオニア、カーナビアプリ「コッチ」アップデート 「ルート学習探索」機能追加や半固定式オービスの表示にも対応
パイオニアは12月9日、スマートフォン専用カーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」のアップデートを実施し、ルート学習探索やオービスポイントの音声案内、半固定式オービス表示などに対応。また、「基本プラン」にスケジュール管理機能を追加する「仕事オプション」の提供も開始した。 【画像】ルート学習探索に対応 「仕事オプション」は訪問計画策定などのスケジュール管理機能を「基本プラン」に追加し、外回り業務といった仕事でクルマを利用する人の業務をサポートするというもの。訪問先と到着するタイミング、開始・終了時間を入力することで移動時間まで考慮した訪問スケジュールを自動作成。到着までの時間に応じて移動部分の表示と色が変わるので、余裕を持った計画に調整できるほか、スケジュール作成後に新たな訪問先を追加する場合には可能な時間帯を知らせてくれる。 また、作成した訪問スケジュールの出発10分前にポップアップで通知するほか、思わぬ渋滞などでアポイント時間に遅れそうな時には、遅延の可能性を画面に表示する。さらに訪問先周辺の道路状況、施設の入り口、駐車場所など、次回訪問する際に気を付けておきたいことを訪問先ごとにテキストで書き込むこともできる。 料金は基本プランの350円に仕事オプション分の300円を追加することで利用できる。さらに「ゼンリン住宅地図オプション」を組み合わせることもでき、その際の月額利用料は1700円(基本プラン350円+仕事オプション300円+住宅地図オプション1050円)。 一方、アップデートでは普段の運転で頻繁に通る道路を学習し、その道路を考慮したルートを探索する「ルート学習探索」機能を搭載するとともに、従来の固定式オービス表示に加えて半固定式オービスの表示にも対応。 また、「基本プラン」のみとなるがオービス地点に近づいた際の案内を、これまでの“警告音のみ”から“警告音+音声案内”に変更。加えて、ルート探索結果の時間/距離/道幅などをバランスよく考慮したおすすめルートの表示を「標準」から「推奨」に変更するとともに、立ち寄り地がないルートを探索した際の種別候補に2番目におすすめのルート「推奨2」を、立ち寄り地があるルートを探索した際の種別候補に短い距離を優先するルート「距離」を追加し、それぞれ最大6つのルート候補から選択できるようになった。
Car Watch,編集部:小林 隆