2024 SUPER GT第3戦 SUZUKA GT 3HOURS RACE #37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京 /ジュリアーノ・アレジ)が嬉しい初優勝を飾る!!
D’station Vantage GT3ポール・トゥ・ウイン
GT300クラスも#777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が見事なポール・トゥ・ウインを決めた。
GT300はポールスタートの#777 D’station Vantage GT3が好スタートを決め、2位以下をどんどん引き離していく。その後方では#61 SUBARU BRZ R&D SPORTと#2 muta Racing GR86 GTがバトル。15周目に最終コーナー手前のシケインで#2がパスし2番手に浮上した。
その後上位チームは28週目に3位を走行していた#61号車がピットイン。さらにその翌周にはトップ#777号車もピットイン。2位を走行していた#2は32周を終えピットイン。今回のレースは2度のピットインが義務となっていたが、1度目のピットインを全車終えた時点でトップにはタイヤ無交換だった#31apr LC500h GTが浮上。ドライバー交代・タイヤ交換を行った#777号車が2番手、3番手にはタイヤ無交換作戦が得意で、今回も1回目のピットインではタイヤ無交換で出たGreen Brave GR Supra GTだ。
しかし数週後には#777はトップに再度躍り出る事に成功。その後3番手に上がった#61号車は47周目になんとヘアピン立ち上がりで突如スローダウン。残念ながらここでレースを終えてしまう事に。その後#777は61周を終えて2度目のピットイン。順調にピットワークを済ませコースに戻り、好調をキープしたままトップでチェッカーを受けた。
2番手には2度目のピットインを引っ張り、ドライバーもタイヤも代えず給油のみでピットアウト作戦に成功した#2が入った。3番手には5番手スタートだった#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが#31をかわし、3位に入った。
GT300ポイント圏内リザルト 1位 #777 D’station Vantage GT3 藤井 誠暢 / C.ファグ 2位 #2 muta Racing GR86 GT 堤 優威 / 平良 響 3位 #6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 片山 義章 / R.メリ・ムンタン 4位 #31 apr LC500h GT 小高 一斗 / 中村 仁 5位 #52 埼玉トヨペット Green Brave 吉田広樹/野中 誠太 6位 #45 ONOS FERRARI 296 K.コッツォリーノ / リル・ワドゥー 7位 #7 Studie BMW M4 荒 聖治 / N.クルッテン / B.スペングラ 8位 #65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 / 篠原 拓朗 / 黒澤 治樹 9位 #96 K-tunes RC F GT3 新田 守男 / 高木 真一 10位 #60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹 / 河野 駿佑
次戦のSUPER GT第4戦は約2か月のインターバルを空け、再び静岡県の富士スピードウェイにてFUJI GT350kmRACEとして開催される。 誰もが予想できない激しいバトルが続くこのSUPER GT。是非とも生でこの素晴らしい真夏のレースを見逃さず観に来て欲しい。
Hisao Sakakibara