2024 SUPER GT第3戦 SUZUKA GT 3HOURS RACE #37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京 /ジュリアーノ・アレジ)が嬉しい初優勝を飾る!!
その後は#38の散乱したパーツを回収する為にフルコースイエロー(コース上での追い越しが禁止され、車両の速度は80km/hに制限)となり、43周目に解除となった。上位2台にドラマがあったのはここからだった。まずトップを走る#37は60周目に2度目ピットインをしタイヤ交換、ドライバー交代を行い順調に各作業をこなしピットアウト。
#14は前方を走っていた#37が居なくなったことで猛プッシュで走り、62周目にピットイン。コースに復帰し#37の前に出ることに成功。しかもリードをぐんぐん広げていった。ところが、その#14にドライビングスルーペナルティーを課され万事休す。ピットに入ってきた#100にピットアウトした#14が交錯しそうになった為で、残念ながらコースに復帰した時には4位まで順位を落としてしまった。しかし#14の福住は最後まであきらめずにハイペースで前車を猛追し、72周目には#36 au TOM'S GR Supraをパス。続いて78周目に#16をパスし2番手に浮上。その時点で#37とのギャップは約13秒だ。もしやトップを走る#37に追いつくかと思われたが#37も粘りの走りをし続け#37号車は3時間92周でトップを守りチェッカーを受けた。
#37 TOM’S GR Supraは今シーズン初優勝。笹原とジャン アレジの息子であるジュリアーノ アレジは嬉しいSUPER GTで優勝。2位は#14 ENEOS X PRIME GR Supra。3位には#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16となった。また#36 au TOM’S GR Supraの坪井翔/山下健太組は11位スタートから5位フィニッシュを飾り、着実にドライバーズランキング2位をキープ、3位との差を7ポイント差に広げた。
GT500ポイント圏内リザルト 1位 #37 Deloitte TOM’S GR Supra 笹原 右京 / G.アレジ 2位 #14 ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋 和也 / 福住 仁嶺 3位 #16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 大津 弘樹 / 佐藤 蓮 4位 #12 MARELLI IMPUL Z 平峰 一貴 / B.バゲット 5位 #36 au TOM’S GR Supra 坪井 翔 / 山下 健太 6位 #17 Astemo CIVIC TYPE R-GT 塚越 広大 / 太田 格之進 7位 #100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT 山本 尚貴 / 牧野 任祐 8位 #3 Niterra MOTUL Z 高星 明誠 / 三宅 淳詞 9位 #24 リアライズコーポレーション ADVAN Z 松田 次生 / 名取 鉄平 10位 #23 MOTUL AUTECH Z 千代 勝正 / ロニー.クインタレッリ