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県内の路線価 高岡 最高地点が新幹線駅周辺に(富山県)

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北日本放送

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 相続税や贈与税の算定基準となる路線価が1日公表されました。高岡では、最高価格の地点がこれまでは中心街でしたが、今回初めて、新幹線の新高岡駅そばが最高となる変化がありました。神林記者がお伝えします。  路線価は、県内では4314地点を対象にことし1月1日現在の価格が調査されました。県内の平均価格は去年より0.3パーセント下がり、28年連続で下落しました。下落幅は0.1ポイント拡大しています。  価格が上昇したのは、去年から108増え473地点、下落は104増え821地点でした。  「高岡市では長らくトップだったまちなかの末広町に代わり新幹線駅にほど近いここ、京田が最高地点となりました」  高岡税務署管内では、新幹線の新高岡駅そば、高岡市京田の県道が1975年の路線価公表開始以来初めて最高地点となりました。価格は1平方メートルあたり8万2000円です。  去年までは市の中心街であるJR高岡駅前の末広町通りが最高地点でした。しかし28年連続で下落し、一方で上昇傾向が続く新幹線駅周辺に取って代わられました。  県不動産鑑定士協会の宮川裕司会長は、去年の大和高岡店撤退なども影響して、街の中心が新高岡駅周辺に移っていると指摘します。  不動産鑑定士協会 宮川裕司会長 「従来の末広町の商店街ですけど百貨店の撤退もありまして人通り、集客力が年々低下傾向にあるということになります。一方、新高岡駅周辺は大型ショッピングセンターの増床もありました。人通り、集客力が年々高まっているということで、実質的な高岡の中心的な商業地域となっておりまして、不動産の需要も堅調に推移しています」  一方、県内で最も価格が高かったのは、29年連続で富山市桜町1丁目の駅前広場通りでした。価格は去年と同じ1平方メートルあたり49万円です。去年まで5年続いていた上昇は止まりましたが、富山駅周辺は、路面電車の南北接続や相次ぐホテル開業で堅調に推移しています。  このほか魚津税務署管内の最高地点は魚津市釈迦堂1丁目の駅前通り、砺波税務署管内は、砺波市三島町の国道156号線でした。  県不動産鑑定士協会の宮川会長は、今回は反映されていない新型コロナウイルスの影響について「以前より悪化しているが、緊急事態宣言が出ていた4月や5月に比べると改善しつつある」と話しています。