Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

妻にも好評だった「父子帰省」、その一方で…… 育休経験の男性アナから出た「特別感」への問い

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
withnews

父子帰省は「助かる」

スタジオでは、父と子だけで帰省する「父子帰省」にも話題が及びました。SNS上では、日ごろ家事や育児の負担に悩む母親などから好意的に受け止められています。 男性は2018年末、沖縄県に帰省する際、先に男性と息子が帰省し、後から妻が合流する部分的な「父子帰省」をしました。 男性は当時の取材に「元々は妻の仕事が忙しく、長く休みを取れないことが理由でした。ただ、私が自宅でオンオペ育児をするよりも、実家に帰った方が気がまぎれるし、両親も喜ぶと思いました。妻も仕事に集中できます。ウィンウィンだと思いました」と話しています。 1人の時間を確保できたことで妻から好評だったことを話すと、日ごろ子育てに追われている山崎アナも「実は、私が土日に仕事がある日は(夫と子ども)2人で帰ってもらったことが何度もありまして、ひじょ~に助かるんです」と反応しました。

特別感には違和感

パーソナリティーで、同じくKBCアナの小林徹夫さんは育休経験があります。「お父さんと子どもというだけで、スペシャルな感じに聞こえてしまうのがちょっと。むしろこれまではどうだったのかということかもしれません」とコメントしました。 母親と子どもだけの帰省は一般的で、「母子帰省」と呼ばれることは少ないのに、父子だと注目されてしまうことは、むしろ男性が子育てすることに消極的だったことの裏返しで、そこに課題があるのではないか――。そんな指摘です。 記事を紹介するだけでなく、エピソードの背景にある課題にも切り込んでいこう。そんな番組の姿勢をうかがわせる場面でした。 次回は、夫婦の家事育児分担をテーマに9月中旬以降に放送予定です。

父親のリアルな声、お寄せください

記事の感想や体験談を募ります。いずれも連絡先を明記のうえ、メール(seikatsu@asahi.com)で、朝日新聞文化くらし報道部「父親のモヤモヤ」係へお寄せください。     ◇ 【#父親のモヤモヤ】仕事と家庭とのバランスに葛藤を抱え、子育ての主体と見られず疎外感を覚える――。共働き世帯が増え、家事や育児を分かち合うようになり、「父親」もまた、このようにモヤモヤすることがあります。 一方、「ワンオペ育児」に「上から目線」と、家事や育児の大部分を担い、パートナーとのやりとりに不快感を覚えるのは、多くの場合「母親」です。父親のモヤモヤにぴんとこず、いら立つ人もいるでしょう。「父親がモヤモヤ?」と。 父親のモヤモヤは、多くの母親がこれまで直面した困難の追体験かもしれません。あるいは、父親に特有の事情があるかもしれません。いずれにしても、モヤモヤの裏には、往々にして、性別役割や働き方などの問題がひそんでいます。 それらを語り、変えようとすることは、誰にとっても生きやすい社会づくりにつながるはずです。語ることに躊躇しながら、でも、#父親のモヤモヤについて考えていきたいと思います。

【関連記事】