大ピンチは小技でしのぐ!古江彩佳、17→4位に急浮上、2日連続「69」で回る「うまく立て直せた」
◇22日 米女子ゴルフ CMEツアー選手権第2日(米フロリダ州、ティブロンGC) 【ネープルズ(米フロリダ州)テッド・ムース】古江彩佳(24)=富士通=が2日続けて69で回り、通算6アンダーで、17位から4位に上がった。首位までは4打差。前日5位だった畑岡奈紗(25)=アビームコンサルティング=は75と乱れ、通算2アンダーの27位に後退した。 優勝戦線に加わった古江だが、立ち上がりは大ピンチだった。パー5の1番、第1打を左に曲げてボールは砂地の上。さらに第2打は右に出て茂みに打ち込み、アンプレアブルを宣言せざるを得なかった。第4打はグリーン手前の木の枝に当たり、グリーンに乗らず。いきなりダブルボギーの予感が漂った。 だが、ここからが小技でメジャーを制した古江の真骨頂だった。そこからの寄せを30センチに寄せ、ボギーで抑えた。これで落ち着きを取り戻し、3番で6メートルを沈めてバーディーに。後半は11番で10メートルを沈め、13番は50センチに。17番は4メートル、18番は2メートルを決めて連続バーディーで上がり、ニコニコ顔でホールアウトした。 「最初はちょっと悪かったが、うまく立て直せた。ショットが本当によくなっていった。しっかりと風を信じながらできた」と、満足そう。1番については「このコースは難しいので、ボギーもあり得ると思い、次に集中してバーディーを取ればいいと、切り替えができた」と振り返った。
中日スポーツ