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訪日客消え民泊廃業…客室272減 コロナ禍で富山市内の宿泊施設

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北日本新聞

 富山市内のホテル・旅館の客室数(3日時点)が、コロナ禍前の2月4日から272室減少し、8016室となった。市によると、民泊向けの簡易宿所の廃業が目立った。新型コロナウイルスの影響に伴うインバウンド(訪日外国人客)需要の消失で、これまでの増加傾向から一転した。 (池亀慶輔)  市保健所生活衛生課によると、客室数はデータのある2月4日時点で8288室、6月1日時点では8257室と2月からほぼ横ばいの水準だったが、夏以降に減少ペースが加速した。従来は北陸新幹線の開業効果などで2015年3月末の7430室から増加傾向が続いていた。  客室数の減少について一井崇富山国際大講師(観光学)は「キャンセルが相次ぎ、経営が立ち行かなくなった民泊施設が多かったのではないか」とみる。小規模な旅館、ホテルが廃業した可能性もあるとし「需要が上向かなければ減少傾向は続くだろう」との見方を示した。  一方、富山駅南口周辺のホテル計画はいずれも22年の開業予定に変更がなく、同年までに900室近い供給増が見込まれる。ホテルオークラ系列のホテルJALシティ富山、ホテルが入るJR西日本グループの複合ビルは建設が進む。

 ダブルツリーbyヒルトン富山は来年1月以降の着工を予定する。ヒルトンの広報担当者は「需要が19年の水準に戻るには数年かかるだろう。開業時には、ある程度の回復を見込んでいる」と話した。

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