【スピードスケート】 高木美帆が1000m優勝でW杯通算31勝目「やらないといけないことがたくさん」さらなる高み目指す
◇スピードスケート ワールドカップ 第1戦2日目(23日、長野市オリンピック記念アリーナ) 【画像】大会新記録を記録した高木美帆選手 スピードスケートのW杯開幕戦2日目の女子1000mに同種目北京五輪金メダリストの高木美帆選手が出場し、1分14秒60で優勝しました。初日に行われた女子1500mに続き2冠を達成、この種目でW杯8勝目、個人種目ではW杯通算31勝目となりました。 レースを終え「W杯の初戦の自国開催で、しっかりと優勝というスタートを切ることができてよかった」と喜びを噛みしめつつも「ただ昨日もそうだったが、自分の課題や氷の状況をコントロールできていない部分もあった」と振り返りました。 2026年に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今季を「新しい挑戦ができる年」と位置づける高木選手は「スタートからスピードにつなげる段階だったりとか、一番加速していきたいフェーズでスピードに乗り切れていないところがあると感じている。まだまだやらないといけないことがたくさんある」と今大会の優勝にも満足していない様子。 「優勝だけでなくタイムを出すという点でのかっこいい姿っていうのも見せたい」と五輪で数々のメダルを手にしながらも、さらなる高みを目指し、進化を続ける高木選手。24日の最終日には団体追い抜きに出場予定です。