正月の縁起物「ハゼの甘露煮」作り始まる 愛知・豊川市
中京テレビNEWS
顔が“翁(おきな)”の能面に似ていることから長生きを連想させ、縁起がいいとも言われる“ハゼ”を使ったおせち料理作りが、愛知県豊川市で始まりました。 同市の平松食品御津工場で、大きな釜で炊かれているのは三河湾のハゼ。三河地方のお正月に欠かせない「ハゼの甘露煮」作りが始まりました。 三河地方では、ハゼの顔が“翁”の能面に似て長寿を連想させ、縁起がいいとも言われることから、古くから珍重されて来ました。 甘露煮は、釜で炊き上げる際、臭みを抑えるため、お茶の葉を一緒に入れるのがポイント。平松食品では、今年はこれまで仕入れてきた漁師が引退したため、一般の釣り人からハゼを買い取るなどして伝統の味を作っているということです。6日から同社の直営店で販売されます。
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