Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

【奈良】奈良県独自の大会組み合わせが決まる!

配信

高校野球ドットコム

 「令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会」の抽選会が6日に行われ、出場37チームの主将が出席した。 【トーナメント表】天理、智辯学園の初戦は?独自大会の組み合わせ一覧  新型コロナウイルス感染防止対策として、ソーシャルディスタンスを保って着席。例年のように抽選箱の中に手を入れる方法ではなく、テーブルの上に並べられた封筒を引く形がとられた。  昨秋の県大会4強の智辯学園、奈良大附、天理、奈良がシード校となりブロックが分けられたあと、残る33チームがフリー抽選して対戦カードが決まった。  昨秋県大会優勝の智辯学園・白石 陸主将は「(選手権大会中止で)一度3年生は引退のようになり、気持ちが折れかけた時期もあった。でも独自の大会が決まり、試合感覚や体力的な部分、やる気も戻ってきた。この大会で優勝を目指したい」と決意を語った。「秋はエースや4番が下級生だった。周りの方や、指導者の方にも、3年生だけでもできるぞというのを見せたい」と、3年生21人で奈良の頂点を目指す。  昨秋の近畿大会を制した天理の下林 源太主将は、「いよいよ始まる、楽しみです。(近畿大会で優勝したが)奈良県では1位になってないので、優勝する目標をもってチームとして動いている。それを実現したい。チーム状態もピリピリした感じで良い方向だと思います。チャレンジャー精神を忘れずに、1戦1戦やりたい。最後は智辯学園に勝ちたい」と意気込みを語った。  抽選会後には選手宣誓が行われた。事前に希望者を募り、一条の岸上夏樹斗主将が抽選で選ばれた。岸上主将が登壇すると、各校主将も起立し、宣誓文の述べた。 《選手宣誓文》 宣誓・ 今もなお、未知の感染症で多くの方々が当たり前の生活を取り戻せない中、たくさんの方々が各方面で奮闘されています。 このような状況の中、多大な尽力により夏季野球大会が開催されることを心より感謝しています。 ともにグラウンドで戦う仲間がいることに感謝し、真剣勝負でぶつかり合う仲間がいることに感謝し、我々奈良県高校球児の熱いプレーで、全ての方々に笑顔と感動を届けられるよう、最後のアウトコールがグラウンドに響くまで全力で戦うことを誓います。 令和2年7月6日 奈良市立一条高等学校 野球部主将 岸上 夏樹斗  宣誓を終えた岸上主将は、「デキは80点くらいです。リハーサルもなく緊張しましたが、奈良県の球児の全体の思いを伝えられるようにということだけを考えてやらせていただきました。宣誓の話を聞いて、ぜひともチャンスがあるならやらせてくださいと立候補しました。宣誓文は部員と話し合って決めました。  色んな方々の尽力のおかげで大会が開催されるので、その恩返しの意味もこめて奈良県全体で感動を与えられるような大会にしていきたいと思います。春の大会もなくなり、夏の甲子園もなくなり、どん底に落ちた。でも大会が開催されることでもう一度チームを作り直していこうと決めています。奈良県を盛り上げていきたいという思いは全ての選手が一緒だと思う。勝つことは大事だが、周りに感謝の思いを伝えられるように全力で頑張ります」と語った。  現在3年生は11人。ただ3人が受験に備えて大会前に引退を決めたという。「大会に出場するかどうかは、全体練習を再開する前にそれぞれ個人で決めました。引退を決めた選手も野球がやりたくなくてやめたわけではない。彼らの思いも汲んで戦いたい」と話した。  岸上主将の見事な宣誓で始まった「令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会」。試合は18日にスタートする。

松倉 雄太

【関連記事】