住宅ローン 融資金をだまし取ろうとした男女7人逮捕/埼玉県
ローン申込人の源泉徴収票を偽造して、収入金額を偽り、不正に入手した書類を使い金融機関から住宅ローンの融資金をだまし取ろうとしたとして、県警は10日までに、男女7人を逮捕しました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、東京都江東区の会社役員坪内唯容疑者(36)ら男女7人です。 県警によりますと、坪内容疑者らは、共謀の上、去年9月から10月にかけて神奈川県内の金融機関に、ローン申込人の源泉徴収票を偽造して、収入金額を偽り不正に入手した課税証明書などを提出し、6150万円の住宅ローン融資を決定させ、融資金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 ローン申込人が、融資を取り下げたため、被害はありませんでした。 他の容疑者らが働く不動産会社の押収品などの捜査から、今回の事件を把握したということです。 警察は、捜査に支障があるとして、坪内容疑者らの認否を明らかにしていまん。 警察は、坪内容疑者らが関わったとされる同種の犯行を県内外で複数把握していて、被害額は数億円にのぼるとみられ、全容解明に向けて調べています。
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