【元美容師がおすすめ】ヘアマニキュアで「白髪染め」なら年間1万2000円の節約に
ヘアサロンでの白髪染めには、ヘアカラーとヘアマニキュアがあります。 どちらにもメリットとデメリットはありますが、元美容師の筆者が節約目線で選ぶなら、断然ヘアマニキュアです。 元記事で画像を全てみる でも、ヘアマニキュアは、どうして節約になるのでしょう。 ヘアカラーと比べると、色持ちが悪そうなイメージもあるかもしれません。 こちらの記事では、ヘアカラーで白髪を染めるよりも節約になる理由を分かりやすく説明します。
ヘアマニキュアが節約につながる3つの理由
ヘアマニキュアの色持ちを長持ちさせるコツも伝授しますので、ぜひ参考にしてください。 ■(1) ヘアカラーよりもちょっとお安いヘアマニキュア ヘアサロンでのヘアマニキュアの価格は、たいていヘアカラーと同じか500~1000円ほど低めに設定されています。 筆者の働いていたヘアサロンでは、 ・ヘアカラー 7000円 ・ヘアマニキュア 6000円 でした。 このヘアサロンで毎月白髪を染めるなら、 ・ ヘアカラー 7000円 × 12回 = 8万4000円 ・ ヘアマニキュア 6000円 × 12回 = 7万2000円 ヘアカラーを使用している人がヘアマニキュアに切り替えるだけで、年間1万2000円の節約になります。 でも、ヘアカラーとヘアマニキュアが同じ価格のヘアサロンでは、ちっとも節約にならない気がします。 ご安心ください。 価格以外にも、ヘアマニキュアには節約につながる理由があるのです。 ■(2) トリートメント代わりに使えるヘアマニキュア ヘアカラーで使用するのは、脱色しながら髪に着色する薬液です。 髪にやさしいとされるカラー剤もいろいろ開発されてはいますが、残念ながら全くダメージを与えずには染められません。 毎月ヘアカラーを繰り返していると、髪にはダメージが蓄積され、パサつきが目立つようになります。 ヘアサロンで髪を染めたあとに、トリートメントを勧められることもあるのではないでしょうか。 一方、ヘアマニキュアの薬液には脱色効果がありません。 ヘアマニキュアは、色のついたフィルムで髪をコーティングするように髪を染めます。 ですから、ヘアマニキュアでは黒い髪を明るくトーンアップはできません。 でも白い髪なら、赤にも茶色にも染められます。 脱色剤を含まないヘアマニキュアは、髪を全く傷めません。 それどころか「色のつくトリートメント」といっても過言ではないほど、髪にツヤとハリ、コシを与えます。 つまりヘアマニキュアならトリートメントの必要がなく、トリートメント代が節約できるのです。 筆者のヘアサロンでのトリートメント代は3000円でした。 3か月に1回トリートメントをしていたとすると、 3000円 × 4 = 1万2000円 年間で1万2000円削減できます。 ■(3) 伸びてきた白髪をごまかしやすいヘアマニキュア ヘアマニキュアとヘアカラーでは、塗布方法が違います。 ヘアカラーは頭皮に薬液をぺたぺた付けるので、生えている髪の根元からしっかり染められます。 一方ヘアマニキュアは、地肌に薬液を付けられません。 これは、ヘアマニキュアの薬液は皮膚に付いてしまうとなかなか落ちないからです。 美容師は、地肌には付かない程度の髪の根元ギリギリまでを染めるのですが、根元に1~2mmほどは白髪が残ります。 そのため「マニキュアではきれいに染まらない」と言われることもありました。 でも、しっかり染まるヘアカラーでも、1週間もすれば根元から新しい白髪が顔を出します。 そしてしっかり染まっているからこそ、伸びてきた白髪と染まっている髪との境目が気になってしまうのです。 その点ヘアマニキュアなら、染めた髪と伸びてきた白髪の境目がぼやけます。 伸びてきた白髪をごまかしやすく、ヘアサロンへ行く頻度を減らせるから、ヘアカラーよりも節約しやすいでしょう。