YZF-R9に試乗!WSSPチャンピオン「トリプルの音にやる気を起こさせる何かがある」日本発売は2025年春以降
WSSPには全日本新チャンピオン岡本選手が参戦決定済!
このYZF-R9が投入されるWSSPは、公道用バイクをベースにしたマシンで行なわれる世界大会。出場できるマシンのレギュレーションは4気筒600cc以下、3気筒675cc以下、2気筒750cc以下の4ストロークエンジン機のみだ。しかし近年はベースとなるモデルが減少しており、トライアンフの765ccのストリートトリプルRSやドゥカティの955ccのパニガーレV2などが性能を調整して参戦。ヤマハはYZF-R6にて長年エントリーを続けており、2017年から2022年までは6年連続でチャンピオンを獲得していた。 マシンがYZF-R9へ一新する2025年には、今年全日本ロードレースJSB1000クラスで新チャンピオンとなった岡本裕生選手が、「Pata Yamaha Ten Kate Racing WorldSSP Supported Team」からフル参戦することが発表されている。ヤマハが2022年以来失っているチャンピオンの地位を復活できるか、来シーズンはレースファン注目の熱い展開となりそうだ。
YZF-R9(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:2070×705×1180mm ・ホイールベース:1420mm ・シート高:830mm ・車重:195kg ・エンジン:水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ 890cc ・最高出力:119PS/10000rpm ・最大トルク:9.5kg-m/7000rpm ・燃料タンク容量:14.0L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17 ・価格:未発表
Webikeプラス編集部