これが3次元!?「映画のワンシーンですか?」と言わしめた室内が美しすぎる!!
空の一部を切り取ってきたかのような美しいアトリエ。まるで、二次元の世界に迷い込んでしまったかのような幻想的な内装に、Twitterでは2万を超えるリツイートと、17万以上の「いいね」が集まっています。【BuzzFeed Japan / 稲井 清香】
BuzzFeedは、このアトリエの持ち主で、現在はアメリカを拠点に国内外で活動する画家のSui Yumeshimaさん(@sui_yumeshima)にお話を聞きました。
Suiさんは、コロナ禍で家にまつわるDIYが世界的に注目され、このアトリエにも興味を持ってくださる人がいるのではないかと思い、投稿したそうです。 大きな反響をこう受け止めています。 「自分の好きなことを評価してくださり、胸がいっぱいです。Twitterでも温かなコメントをくださる方々が多く、大変喜ばしく感謝をしております。見てくださり、また興味を持っていただいてありがとうございます。 一人ひとりのコメントが、私を元気にしてくれ、魔法にかかったような気持ちです」
アトリエでは何を?
「私は普段絵描きとして活動しておりますので、 絵を中心に創作活動をしています」 「いつも部屋いっぱいに道具や作品を広げてしまうので、アトリエがあることはありがたいです。特に自分の好きな物や音楽に囲まれていると心の中が可視化されているようで、自分の世界観からぶれず、創作活動がはかどります」 Suiさんは、「自然魔術的な世界観」の絵を描いており、こちらの作品は、ラテン語で宇宙霊魂を意味する「Animamundi」というタイトルのついた壮大な作品です。 この他にも、TwitterやInstagramのSNSを通して、その色彩豊かで神秘的な世界観の作品を投稿しています。
「光の化粧を楽しんでいます」
投稿したアトリエは、エンジニアのマイクさんと夫の助けを借りながら、3人で約1年半かけて建てました。 「家のベース作りや施工は、とても優秀なエンジニアのマイクさんが担当してくれました。主人も一生懸命手伝ってくれて、私のイメージを再現するのに奮闘してくれました。2人には頭が上がりません」 「暖炉に使うレンガの色から階段横のポールの太さまでこだわり、さぞ私はうるさかったことでしょう(笑) 」と、こだわったが故に、完成までの道のりが簡単ではなかったことを振り返ります。 細部までにこだわり、愛情を込めて完成させたというアトリエ。 「モチーフやテーマは、私の好きな中世ヨーロッパの占星術や錬金術、自然魔術。古今東西が入り混じった雰囲気にしました」 「一番のこだわりはなんといっても、金のペンキやガラスで装飾を施した天井の星空です。季節や時間帯で変わる光の化粧を楽しんでいます」と、楽しみ方も教えてくれました。