最近トイレが近いのは年のせい?「頻尿」の原因と改善法を英医師が解説
女性は男性よりも排尿回数が多い?
女性の排尿量が男性よりも多いということは、必ずしも真実ではありません。ただし「女性は尿道が短いため、尿路感染症を起こしやすいと言るでしょう」とラングドン医師。 「尿路感染症を予防するには水分を多く摂り、排尿後は前から後ろに拭き取るようにすること。デリケートゾーンにデオスプレーなどを使用することは、避けた方が良いでしょう」 また、避妊薬を使用している場合、ホルモンも尿路感染に影響をおよぼす要因に。
骨盤底筋体操は効果がある?
骨盤底筋体操で膣を鍛えると、頻尿対策としても役立つとラングドン医師は説明。 「男女ともに言えることですが、特に女性にとって骨盤底筋体操はとても重要です。骨盤底筋の健康度がもっとも高いのは、運動量が多い20代。けれど骨盤底筋運動は年齢を重ねてからでも、始めるのに遅すぎるということはありません」
骨盤底筋体操のやり方
「やり方がわからないという場合は、まずは排尿するときに、途中でいったん尿を止めてみてください。その止める動きこそが、骨盤底筋の働きです。筋肉を引き締めることによって尿を止め、2~3秒間引き締めたままにしてそしてゆるめる。これを毎日10~15回繰り返して鍛えるのが理想的ですね」 排尿量について心配があったり、排尿時に痛みをともなう場合は医師に相談を。また、日頃から「排尿チェック」や骨盤底筋体操を続けていきましょう。 ※この翻訳は、抄訳です。