JAL機、左エンジン損傷 離陸20分後に衝撃音 那覇に戻り緊急着陸
那覇空港を4日午前11時半ごろに出発した東京行きの日本航空(JAL)904便が正午ごろ、左エンジンを損傷、那覇空港に引き返し午後0時25分ごろ、第2滑走路に緊急着陸した。JALによると、乗客178人、乗務員11人にけが人はいないという。午後1時現在、機体は駐機場にけん引されている。 【写真】緊迫する機内の様子 那覇空港事務所によると同機は那覇空港から北向き約90キロの海上を飛行していた。 乗客によると、離陸から20分後に機体左側から強い衝撃音が発生、その後機体が大きく揺れたという。 機長から「左側のエンジン損傷が確認され、この飛行機は現在、右側エンジンだけで飛行している。ご心配をおかけして申し訳ない。私たちはこのようなときのために訓練している。乗客のみなさんは、席に座ったまま落ち着いてください」との内容のアナウンスがあった。