元日本代表DF槙野智章引退試合は笑いあり、涙ありのお祭り騒ぎ PK決めた妻で俳優の高梨臨がゴールパフォーマンス
元日本代表DF槙野智章の引退試合「槙野智章 大感謝祭~1日限りのワッショイ劇場~」が14日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、その名の通り、お祭り騒ぎの一日となった。 試合は同FW本田圭佑が監督を務める「MAKINO JAPAN」と神戸・吉田監督が率いる「KOBE STARS」が対戦。前半23分に本田がPKを獲得し、槙野が右足で先制点を奪った。 後半アディショナルタイムには槙野が得たPKを妻で俳優の高梨臨(35)が蹴ることに。会場は大盛り上がりで、高梨は走って槙野が待つゴール前へ向かった。「現役の時から『私もピッチでプレーしたい』と言っていたし、練習してきた」とこの日のために、グラウンドを借りてシュート練習をしてきたことを夫の槙野が明かし、妻のために演出したことだった。 高梨は槙野同様に、GKに背中を向けると、笛の合図で豪快なシュートを放った。だが、神戸GK前川の正面に飛び、一度はセーブされてしまう。会場が大ブーイングとなり、ボール位置をゴールに近づけ再チャレンジ。泣きの一回でネットを揺らした高梨は右コーナーに走り出し、ゴールパフォーマンス。選手らが追いかけ、ハイタッチを交わした。 主役の槙野は「一番りんちゃん(高梨)が出てきたときが盛り上がってた。全部取られた感じがする」と少し嫉妬したが、「でも、決まってよかった」と仲むつまじい姿を見せた。 試合は3―0で「MAKINO JAPAN」が勝利。セレモニーではアイドルのNEWSがライブパフォーマンスを行うなど、イベントを盛り上げた。
報知新聞社