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10月だけで7回目…神奈川「謎の異臭」騒動に“SNS主犯説”浮上

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日刊ゲンダイDIGITAL

 15日、また騒ぎが起きた。神奈川県内で不定期にやってくる謎の異臭の発生は徐々に頻度が高まり、今月は既に7回を数える。  12日にはJR横浜駅周辺で通報が相次ぎ、一時、改札内への入場を制限。「ガスの臭い」や「ゴムが焼けたような臭い」と表現されるが、原因はまだ不明だ。地震予兆説や青潮説など、諸説が飛び交う中、大騒ぎの“主犯”は臭いそのものではないとの指摘もある。騒ぎがSNSで拡散し、人々が臭いに敏感になっているというのだ。県の担当者は言う。 「確かに、まとまった数の通報が来たのは6月以降ですが、それ以前にも異臭の報告はありました。SNSなどの影響で、皆さんが過敏になっている可能性もありますね」(消防保安課)  ネットの検索ボリューム確認ツールで調べてみると、初めて異臭騒ぎが起きた6月4日以降、「異臭」という検索ワードがグーグル上で急上昇。9月まで、異臭騒ぎのたびに一時的に人気ワードとなり、その後は落ち着いていた。ところが、10月以降はずっと人気ワードとして上昇を続け、直近の人気度は最高値のままだ。 「ネット上で騒がれる情報ほど危険です。普段嗅がないにおいを感じただけで異臭と判断する人や、現場にいたわけでもないのに異臭を嗅いだかのように書き込む人も出てきます。そのような人々がSNSを見て、さらなる騒ぎを駆り立てる恐れがあります」(災害リスクマネジメントに詳しい立命館大環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏)  SNSに踊らされず、正式な分析結果を待つのが望ましい。 (ライター・中川七海)

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