『黒神話:悟空』の開発元、年内に「サプライズ」があると予告
『黒神話:悟空』の開発元、年内に「サプライズ」があると予告
大ヒットアクションRPG『黒神話:悟空』を開発するGame Scienceが、年内に「サプライズ」があると予告した。 「黒神話:悟空」画像・動画ギャラリー 本作がGolden Joystick Awardsでゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞したことを受け、Game Scienceの共同創設者であるフェン・ジーがビデオメッセージを公開。そのなかで、まだ本作を購入していない人に向けて、今すぐ購入するよう勧めた。その後、サプライズがあると予告をしている。 「もちろん、すでに本作をクリアした人もいるでしょう。それでもまったく問題ありません。引き続き注目しておいてください。今年中に何かサプライズがあるかもしれません」 このサプライズとは何だろうか。今のところは、DLCかXbox版の発売に関する発表があるのではないかと推測されている。 『黒神話:悟空』は2024年8月20日にPCおよびPS5で発売され、わずか2週間で販売本数がなんと1800万本に達し、7億ドル(約1083億円)を超える収益を生んだと言われている。これにより、本作は『グランド・セフト・オートV』や『Call of Duty: Modern Warfare II』(2022)と並んでゲーム史上でも特に速いペースで売れたゲームの1つとなった。開発期間は6年以上、開発費は7000万ドル(約108億円)だと伝えられていることから、これは驚くべき利益だ。また、第2四半期におけるソニーの収益に大きく貢献し、わずか2週間で販売休止となった『CONCORD』の失敗を埋め合わせたという。 なお、DLCについては、Game Scienceに投資するHero Gamesが9月、続編に先立って『ELDEN RING』風の拡張コンテンツをリリースする計画があるとしていた。もしかすると、これに関する情報が来月に公開されるのかもしれない。 あるいは、2024年末にXbox版が発売される可能性もある。マイクロソフトは、本作のXbox版の発売が遅れた原因は、マイクロソフトのコンソールにおける開発上の問題ではなく、ソニーとの独占契約によるものだとしていた。 日本時間2024年12月13日に開催されるThe Game Awards 2024が、サプライズ発表の場として選ばれる可能性もある。ショーでの発表と同時にリリースされれば、間違いなく注目を集めるだろう。 『黒神話:悟空』はIGN JAPANのレビューで7点を獲得。「アクションRPGとして隠しようのない欠点を複数抱えながらも、ただ捨て置くことはできないほどの魅力も有する一作」と評されている。
Wesley Yin-Poole