「怖かった…」煙が充満する中で避難体験 防災教室に親子ら60人が参加 沖縄
【那覇】災害時の状況や対策を親子で学び、自助や共助の心を育む「夏休み!親子防災・減災体験教室」が3日、那覇市銘苅の市消防局などで行われた。 冷感タオルやシート、熱中症対策グッズの無人販売機が登場 道の駅かでな 嘉手納町 沖縄
参加した親子連れら約60人は、煙が充満した部屋を歩く「煙中避難訓練」を体験した。子どもらは足元すら見えない中で右手を壁に添えて部屋を1周した。部屋から出ると「怖かったー」などと、災害時の状況などを振り返っていた。 参加者は、消防隊員や市防災危機管理課の職員から避難や防災対策などの説明を受けた。 新都心公園に移動し、職員の案内で園内にある備蓄倉庫も見学した。5~10年保存できる飲料水や水を入れて食べられるアルファ米、アレルギー対応の食料などがずらりと並ぶ様子に、参加者は「消費期限が切れたらどうするのか」「大雨時に倉庫事態が被災しないのか」などと質問した。 同課によると、高台にある新都心公園は浸水被害が起きにくく、貯蔵する食材は消費期限前に防災イベントや給食などに活用されるという。 (嘉陽拓也)
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