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半導体メモリー「3000億円」投資が動き出す、コロナでも需要が旺盛な理由

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キオクシアが新製造棟着工、DCやPC向け活況

 キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)はNAND型フラッシュメモリーを生産する四日市工場(三重県四日市市)の新製造棟建設を27日に始める。土地の造成から着手し、12月以降に建屋の工事を予定。新型コロナウイルス感染拡大の影響はあるものの、外出自粛による動画配信サービス利用急増などでデータセンター向け需要が伸びる。コロナ禍でも当初計画通り増産投資に踏み切る。 中国・ファーウェイ制裁強化、「半導体混乱」で一番影響を受ける企業は?  キオクシアは27日、既存工場の近隣に取得した用地で造成起工式を行う。最先端3次元(3D)NAND型フラッシュメモリーを生産する「第7製造棟」を新設し、2022年夏の完成を目指す。総投資額は最大3000億円規模を見込む。提携する米ウエスタンデジタルと投資を分担するとみられる。  新型コロナの影響でスマートフォン販売は一時的に減速するが、動画配信サービスを支えるデータセンター向けや、在宅勤務浸透によるパソコン向けが需要を創出している。世界各国で第5世代通信(5G)サービスも本格化するため、スマートフォンの販売回復を後押しする可能性がある。  ただ、米中貿易摩擦の激化は今後の懸念材料となる。大口顧客の中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が米国の制裁強化により主要製品の生産に深刻な支障を来しそう。ファーウェイ向け半導体メモリー需要は少なくとも短期的に落ち込み、キオクシアの業績に多少の打撃を与える。

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