各界で活躍する先輩たちから学ぶ“ポジティブブレイク”の取り入れ方
コロナ禍を通して生活のペースが乱れ、精神的にヘトヘトになっている人も多いのでは!? 年末にガス欠状態にならないためには、立ち止まって休む勇気も必要。専門家のアドバイスや各界で活躍する先輩たちの事例を参考に、ポジティブブレイクの秘訣を探ります!
ポジティブブレイクって?
1.自分がどうしたいかを軸に考えること 2.ストレスレスな時間の使い方を実践すること 3半分日常、半分非日常を取り入れること 4.人生を豊かにするために休むこと POINT●新しいことにチャレンジするなら、まずは4日続けてみて! 新しいことを習慣化できるかどうかは、4 日が目安。継続が難しかったり、心地が悪かったりしたら、思い切ってやめてみることも大切です。(菅原さん)
都会をはなれて「バンライフ」ブレイク(webライター・菅原恵利さん)
《都会をはなれる決断をしたことで生きることがラクになったかも》 もともとwebライターだった菅原さんは、場所に縛られずに働くノマドワークを極めた存在。現在は、車中泊やホテル泊を楽しみながら全国を転々としていて、SNSを通して旅やキャンプの魅力を発信している。 「以前は都会派で東京暮らしに固執していたのですが、今は田舎の自然に囲まれてまったりする時間も作れるので、気持ちに余裕が持てるようになりましたね。仕事も遊びも、やりたいことをすぐに行動に移せることが車で生活するメリット。昨日はふと思い立って、奈良県で『鬼滅の刃』の聖地巡礼をしました(笑)」 「都会をはなれる」と決めたのは30歳のころ。自分の将来を見据えたときに、現状維持よりも、やりたいことに突き進む道に希望を感じた。 「私は飽き性なので、同じ仕事を続けたり、同じ家に住み続けることが苦手で。『石の上にも三年』が美学とされる社会では完全にポンコツでしたね(笑)。そうやって漠然とした息苦しさを感じながら 40代や50代になることが怖かったので、だったら腹をくくって自分らしい生き方を追求するしかないと。当時、一歩踏み出したおかげで、今はだいぶ生きることがラクになったかも(笑)」