「嫁カーストに耐えられない」4人産んだ次男嫁ばかり可愛がる姑!47歳子なしの長男嫁は義実家に居場所なし
近年、国内の晩婚化が顕著だが、晩婚はおろか生涯未婚でいる人も増加傾向にある。生き方の多様性を認める必要があるのはわかっていても、晩婚化に伴う出生率の低下を不安に感じる人は多いのではないだろうか。 この記事の他の画像を見る 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、晩婚化による家庭内の年齢層の変化についてこう指摘する。 「かつては、親・子・孫の年齢差が均等に近い家族が多いものでしたが、今では親と子の年齢差が25歳程度でも、子と孫の年齢差が40歳ほどあるケースも少なくないため、『孫育てしたいけれど、すでに体力に自信がなくなっている』という祖父母世代も多いのではないでしょうか。 しかし、実際問題、女性がキャリアを積みながら子供を産み育てるのは至難のわざ。少子化や未婚化・晩婚化は、誰もが意識しつつもなかなか解決の見えない難題なのです」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回は、一昨年「熟年結婚」した女性から、親戚づきあいに関する悩みを聞いた。この女性は昨年末に義実家に帰省した際、義妹や姑の言動にモヤモヤし、今年の帰省が憂鬱なのだという。 「一生1人で生きていくつもりでいましたが、それでいいのか不安になりました。よく聞く話だったけど、本当にそんな気持ちになるとは…」 こう話すのは、47歳会社員の兼子しず香さん(仮名)。45歳になった頃、めまいの頻発や生理不順など、急な体調不良に悩まされるようになり、そのことが心にも変化をもたらしたという。 「過去には何人もの男性と出会ってつき合い、中には結婚しようかと言ってくれた人もいたけど、結婚するのは怖かったですね」 実父が外に子供を作って出ていくという辛い経験を持つしず香さんは、結婚に夢を持つことができなかったそうで… 「母が『経済力がない女はみじめだ。男の言うなりになった挙げ句、裏切られても泣き寝入り。あんたは経済力をつけなさい』といつも言っていたのが、今も耳から離れませんね」 仕事に打ち込み管理職としてひた走ってきたが、近年、更年期の前兆のような不安定な心身の状態に悩むうち、仕事ばかりの日々に嫌気が差し、将来孤独になることへの不安が高まった。 「寂しいなあ…彼氏か、頼れる異性の友人が欲しいな…と思うようになりました」 そこで参加したのが民間の婚活パーティーだった。 「1歳年下の夫は初対面から話しやすくて、気になりました。私と彼はちょっと顔が似てるんです。お互いに『なんか似てますよねえ』と言い合って、距離が近づきました」 顔だけでなく、似たような業界で仕事をしていることがわかり、話が盛り上がった2人。 「夫も仕事一筋でやってきて、彼女ができても構ってあげられず、何度もフラれたと言っていました」 プロポーズされたが、この時45歳だったしず香さんは、長男だという夫に対し、「ほぼ間違いなく子供を産んであげられない」という思いから返事に迷った。 「弟に子供がいて、親はたくさん孫の顔を見てるから、僕らは2人で穏やかに暮らせればいいと夫は言ってくれました」 こうして大人どうしの2人は晴れて結婚。しかし… 「46歳で結婚して、去年初めて義実家に帰省しました。結婚の挨拶で行って以来でしたが、改めて見ると凄い田舎。夫の実家は古民家をリフォームしたとても立派な建物です」 夫の両親は、弟夫婦と同居しているという。 「弟の妻が若いんですよ。私より一回り年下なんです。去年の年末帰省の時は、まだ34歳くらいだったはず。肌もまだハリがあって、白髪もなくて」 弟の妻・沙織さん(仮名)は22歳で嫁ぎ、歳は若くても「妻」「嫁」「母」としては、すでにベテランの領域にあった。年末帰省した際も、姑と同じくらい大きな顔をしていたのだとか。 「『お義姉さん、いらっしゃい。遠慮しないでね』と、声をかけられた直後、『まず奥の座敷で仏壇に手あわせて来たら?』って…」 その後、沙織さんから料理を手伝うよう言われ、しず香さんは台所に立ったが… 「『えっ、エプロン持ってきてないの?嫁のマストだよ、お義姉さん』と言われ、沙織さんに借りたんですが、それがキャラもののド派手なエプロンで、身に着けたら私に似合っていなくて、家族みんなに爆笑されてしまいました」 その後も、料理を手伝ったが… 「『やだ、しず香さん、レンコンそのまま使わないで!沙織~、下ごしらえやってあげて』『了解!』って感じで、姑と沙織さんの連携の良さに圧倒されながら、私の家事のできなさが浮彫になるという地獄を味わいました。『豆を煮たことがない』と言ったら、2人で顔を見合わせてましたね」 仕事ばかりやってきた人は、そりゃ料理なんてしてる暇ないわよね…。そんな姑の嫌味に対し、義妹は「えー、かっこいいじゃないですか。自分でバリバリ稼げるなんて」とフォローとも取れる発言を見せたというが…。 「でも沙織さん、そのあと私を褒めるように見せかけて落としたり、強烈な嫌味を言うというのを繰り返したんです。私、ツラくて息苦しくなってしまいました。今年の年末も呼ばれてるけど、あれが苦痛すぎてためらってます」 滞在中に激しさを増し、しず香さんを苦しめることになる義妹の「デキる嫁マウント」と「子供が産めない」長男の嫁に対する義両親の風当たりについては、記事後編にて詳報する。 ※この記事は取材に基づいていますが、取材対象者保護の観点から必要に応じて編集を加えておりますことをご理解ください。 取材・文/中小林亜紀 PHOTO:Getty Images
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