伯爵令嬢&インフルエンサー! ララ・コジマのドレスアップ術【前編】
オーストリア=ハンガリー帝国の貴族であるヘンケル・フォン・ドナースマルク家の末裔で、ソーシャライト&インフルエンサーとして注目を集めるレディ・ララ・コジマ。Z世代のイットガールでありながら、バロック的な美学を感じさせる上品なドレスアップは必見です。 【写真】世界のロイヤルの華麗なるガラ&晩餐会スタイルアルバム
ララ・コジマってどんな人?
2003年5月17日、米フロリダ生まれの21歳。オーストリア=ハンガリー帝国の貴族であるヘンケル・フォン・ドナースマルク家の末裔で、2023年にデビュタント・バルで社交界デビュー。ディオールでインターンとして働きながら、TikTokなどのSNSを駆使するインフルエンサーに。ディオールやジャンバティスタ・ヴァリなどトップブランドのショーのフロントロウに登場、モデルとしても注目を集めています。
家族は?
父親であるフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク(写真中央)は、映画監督として有名。アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『善き人のためのソナタ』、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが共演した『ツーリスト』は彼の代表作です。母親(写真右)は弁護士兼NGO団体クリエイティブ・コモンズのディレクターであるクリスティアン・アッシェンフェルト。
鮮烈なカンヌデビュー
2024年5月、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに初登場。コルセット風のボディス、ふんわりとしたティアードスカートが可憐なオフショルダードレスは、オーストラリア発ブランド、パオロ・セバスチャンのもの。透明感あふれるバレリーナのようなドレスアップです。
大人の洗練ドレス
レバノン出身のデザイナー、クリコール・ジャボティアンが手がけた白ドレスをまとい、2024年5月、ウーマン・イン・モーション・アワードへ。リボンをモチーフにしたパールとビーズの刺しゅう、裾の細かなラッフルが甘く洗練されたムードを漂わせています。
清楚な魅力を漂わせて
シンプルシックな白のビスチェドレスに、フラワーコサージュのついたベージュトーンのパンプスを合わせて。清楚さとピュアネスを漂わせた、花嫁風のドレスアップです。2024年1月、ミス・ソヒのオートクチュール・ショー会場より。