歌姫マドンナがピンクヘアにチャレンジ。
デビュー当時からセンセーショナルなスタイルと言動で世間を騒がせて来た歌姫マドンナ。今度は62歳にして、トレンドのピンクヘアにチャレンジした。この大胆なイメチェンから見えてくることを、セレブウォッチャー・さかいもゆるが分析する。
自身の自伝的映画を自ら監督することが明らかになった、歌手のマドンナ。ストーリーもさることながら、彼女の個性的で反逆精神に溢れた衣装とヘアスタイルのアーカイブが、どんな風に再現されるのかが、今から楽しみ。 今までも数々のドラマティックなイメチェンで世間をあっと驚かせて来た彼女だけど、最近見せた久々の大幅なヘアチェンジも、いろんな意味でファンたちをザワつかせていた。それは、長年キープしていたブロンドをトレンドのピンクに染めたこと。このヘアカラーを担当したのは、ロンドンをベースに活躍するヘアカラーリストのニコラ・クラークだ。
このイメチェンは、マドンナが11月3日のアメリカ大統領選に向けてフォロワーたちに「選挙へ行こう」というメッセージとともにインスタグラムに投稿した写真から判明した。正直言うと、フィルターで思い切り加工されたセルフィーの違和感がすごくて、ピンクヘアよりも強烈なそっちに目が行ってしまったのだが、ネット上での反応を見ていると、どうやらそれは私だけではなかった。 「The 3 faces of a girl who just Voted!!(たった今投票して来たばかりの、3つの顔を持つ女の子)」というコメントが添えられているところから推察すると、マドンナはあえてこの写真をアプリで加工しているのかもしれないけれど……。62歳のマドンナのシワひとつなくつるんとした肌と、不自然にリフトアップされたフェイスラインは、今のセレブたちの“ありのままを見せる”、“ありのままでいる”という波とは逆行しているかのようにも見える。 念のために彼女のインスタの他の写真もチェックしてみたけれど、やっぱりどれも顔がツッパっている“少し不自然”感は否めない。もちろん、マドンナが今の顔を気に入っているならそれでいい。でも私としては、元々美しい顔立ちのマドンナが、シワを気にするあまりに別人のような外見になってしまったことがショック。