チームによっては主力級!? 中日の現役ドラフト注目選手(2)井上新監督からの“評価”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフト候補になり得る中日ドラゴンズの選手を紹介する。
樋口正修
投打:右投左打 身長/体重:177cm/75kg 生年月日:1998年11月17日 経歴:北本高 - 駿河台大 - BC・埼玉 ドラフト:2022年育成選手ドラフト3位 スピード感溢れるプレーが持ち味の樋口正修。ただ、現状のままではレギュラー奪取は難しい立場だ。 樋口は北本高、駿河台大を経て、独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団。持ち味の俊足巧打で猛アピールし、2022年育成ドラフト3位で中日ドラゴンズから指名を受けた。 プロ1年目の昨季は、ファームで104試合出場と多くの出場機会を得たが、打率.203、13打点、8盗塁とバッティング面では苦しんだ。 それでも、7月末に支配下契約を奪取。一軍では主に代走や守備固めとして7試合に出場した。 今季はファームで92試合に出場し、打率.267、1本塁打、10打点、21盗塁と成績が大きく向上。ただ、一軍出場はわずか6試合と、出場増には至らなかった。 打撃に課題を抱えるチーム事情があるだけに、生き残るためにはバッティングの向上が必須となってくるだろう。
ベースボールチャンネル編集部