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ごちそうともてなしに心なごむ「感動列車の旅」|作家・山本一力が乗る『或る列車』

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サライ.jp

スイーツ好きの英利子さんは、皿が変わるたびに感嘆の声を上げ、一力さんもそれに深く頷く。絶品揃いのスイーツを挟み夫婦の会話も弾む。使われている食材や食器、カトラリー(スプーン、フォークなど)にも興味津々で、客室乗務員から詳しい説明を受けている。 「このグラスいいね、というと即座に、これは長崎のガラス工房で作られた手作り品で──という具合に、何を訊ねてもすらすらと応えてくれる。それが、通り一遍の受け答えではなく、しっかり自分の言葉になっているのに感心しました。九州に対する誇りを感じます」(山本一力さん) 客室乗員員のひとりはこう答えてくれた。 「生産者や職人の思いを直接お伝えしながらおもてなしできるのが『或る列車』ならではのサービスです。列車を降りたあとも、車内での思い出話に花が咲くよう、心に残る接客を心がけています」

もてなしと快適な移動空間

車窓に映る空が広くなると、大村湾が近い。もうすぐ終着のハウステンボス駅だ。豪華で快適な移動空間で、温かなもてなしを受けながらの3時間はあっという間に過ぎた。あかね色の空から射す夕日を受けながら、列車は水辺のホームに滑り込んだ。 ●旅人 山本一力さん(作家・72歳)妻・英利子さん ● JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」 ●運行日・区間 「ハウステンボス→博多」コースと「佐賀→長崎→佐世保」コース。 ※運行日と区間は「或る列車」のホームページ参照。 ●料金 大人ひとり2万6000円~3万8000円(運賃、スイーツコース、ドリンク代等含む) ●予約・発売箇所 乗車日の10日前までにホームページ、またはJR九州の「旅行の窓口」か電話で。 問い合わせ:或る列車ツアーデスク 電話:092・289・1537 ※この記事は『サライ』本誌2020年6月号より転載しました。今回の取材は3月中旬に行っております。

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