【MLB】レンジャーズがマーリンズからバーガーを獲得 今季29本塁打のスラッガー 1対3のトレード
日本時間12月11日、米公式サイト「MLB.com」でマーリンズを担当するクリスティーナ・デ・二コラ記者が報じたところによると、マーリンズとレンジャーズのあいだでトレードが成立したようだ。マーリンズは今季29本塁打を放った強打者ジェイク・バーガーをレンジャーズへ放出。その対価としてマックス・アコスタ、エチェドリー・バルガス、ブライアン・メンドーサのマイナー3選手を獲得する見込みとなっている。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ レンジャーズにとっては、先発右腕ネイサン・イオバルディとの再契約合意に続いて、大きな戦力補強となった。現在28歳のバーガーはメジャー4年目の今季、マーリンズで137試合に出場して打率.250、29本塁打、76打点、OPS.761を記録。34本塁打&80打点をマークした昨季には及ばなかったが、2年連続で自慢の長打力を発揮した。FAまでの保有期間はあと4年残っており、レンジャーズとしては来季だけでなく今後数年間を見据えた補強となる。バーガーは本職の三塁のほかに一塁も守れるため、レンジャーズは正一塁手ナサニエル・ロウのトレード放出に動く可能性もありそうだ。 マーリンズが獲得するアコスタ、バルガス、メンドーサはいずれもメジャー経験のないマイナーリーガー。現在22歳のアコスタはベネズエラ出身の内野手で、今季はマイナーAA級で104試合に出場して打率.288、8本塁打、58打点、26盗塁、OPS.778を記録した。 現在19歳のバルガスはドミニカ共和国出身の内野手で、今季はマイナーA級で97試合に出場して打率.276、14本塁打、48打点、29盗塁、OPS.775を記録。現在20歳のメンドーサはベネズエラ出身の左腕で、今季はマイナーA級とA+級で24試合(うち19先発)に登板して5勝4敗、防御率2.32、101イニングで109奪三振をマークした。 昨年のトレード・デッドラインで有望株ジェイク・イーダーを放出し、ホワイトソックスからバーガーを獲得したマーリンズ。その時点では「あと5年半保有できる」と言われていたが、わずか1年半でバーガーを手放すことになった。