県庁舎の再整備は現在地に 「浦和は県都としての誇りがある地域」 さいたま市自治会連合会が要望
老朽化などの問題を抱える埼玉県庁舎の再整備に関し、さいたま市自治会連合会(松本敏雄会長)が8日、現在地での再整備を求める要望書を人財政策局長に手渡した。 埼玉県庁の本庁舎「移転がよい」の声最多、「現在地で建て替えがよい」の声を上回る アンケ結果を公表
要望書では「浦和は長年にわたり、県庁所在地として在り続けた歴史から、県都としての誇りがある地域。会としても県庁舎が浦和に在り続けることを望んでおり、県都のまちの魅力を将来に継承していくことは、県都・文教都市である浦和、ひいては県の発展につながるもの」としている。 県庁舎再整備を巡っては、大野元裕知事が「今年度中をめどに、位置について一定の方向性を示したい」と表明しており、8月29日にも清水勇人さいたま市長が同様の要望を県へ提出している。