ユヴェントス、守護神シュチェスニーとの契約解消発表…ディ・グレゴーリオ獲得でモッタの構想から外れる
ユヴェントスは、ヴォイチェフ・シュチェスニーの退団を発表した。 2017年まで期限付き移籍先のローマで活躍したシュチェスニーは、同年夏に保有元アーセナルからユヴェントスに加入。当初は絶対守護神ジャンルイジ・ブッフォンの2番手という立ち位置だったが、同選手の退団があったりして正守護神の座をつかんだ。在籍した7シーズンにわたって公式戦252試合に出場し、3度のセリエA制覇などを成し遂げた。 セリエA最高GKの1人とも評価されてきたシュチェスニーだが、今夏の移籍市場でその去就に揺れる。ユヴェントスがモンツァからミケーレ・ディ・グレゴーリオを獲得する中、契約最終年に突入した34歳のポーランド代表GKは、フェデリコ・キエーザやウェストン・マッケニー、アルカディウシュ・ミリクらとともにチアゴ・モッタ新監督の構想から外れていた。 そんなシュチェスニーに対しては当初、サウジアラビアのアル・ナスルが獲得に関心を寄せていたが、最終的に取引はまとまらず。将来が不透明な状況が続いていた。 そして14日、ユヴェントスはシュチェスニーと双方の合意で契約解消に至ったことを発表。声明の中で「ありがとうテク、将来の幸運を祈る」などと綴り、同選手の功績を労った。 なお、今夏にフリーエージェントになったシュチェスニーに対しては、ディ・グレゴーリオをユヴェントスに売却したモンツァからの関心が届くと頻繁に報じられている。